今度こそはリベンジ!? PC用スピーカーシステムを改造/MODして $5ギターアンプ!? (1)

もうこちら「VOX社のFirefly? 「Lil' Night Train」です♪」や「プリアンプ管だけで作られた超小型アンプだよ!全員集合♪」でよくご存知な超小型アンプが怒涛のようにあちら大陸から攻めて来る今日この頃です。

自作/DIY派は、虎視眈々とリベンジを狙っていましたがその時が来たようです♪残念ですが真空管は使いませんが、何と何との$5程度で音も良く、コンパクトで、しかも軽い練習用のギターアンプが出来てしまうということでこちらPremium Guitarの記事「The $5 Traveling Practice Amp」からご紹介します。これで一矢報いたか!?

Amp made from computer speakers


まず、下記の写真のような、何処にでもよく売っているPC用のアンプ内臓のスピーカーシステム(=アクティブ型のPCサウンドシステム)を用意します。恐らくオークションだと数百円でゲットできるのではないでしょうか?要は、云ったって普通のアンプ内臓のスピーカーですから、二束三文ですなぁ。



で、それを改造/ MODして何と何と$5でギター用アンプにしてしまおうという魂胆です。こういうご時世です、これ絶対に流行ると思います。アンプメーカーさんごめんなさいね。自分用で作るんですからお許しを。

ということで、先に進みますと、基本的にこのスピーカーシステム結構いい感じの、歪みのないクリーンな音になるような設計がされていまして、ちょっとそのままではギター用としては使えません。なので、これを改造/ MODしてエレキギター向けに練習用アンプに変えてしまいましょうということなんです。

ほぼ間違いなく、これらのスピーカーシステムは綺麗な透明感のあるトーンで、しかもスピーカーはほぼ全周波数をカバーする程の結構な実力があちゃったりします。なので、唯一の欠点と言えば 1)そのスピーカーシステムのスペックにもよりますがやはり低域レンジが乏しいこと、2)電池では動作しないことの2点でしょうか。

しかーし、ちょっと待ってください。この改造は 1)半田ごてと、2)標準的な1/4" オーディオジャックと、3) 時間で言うと20分程度でできちゃうんですから試さない手はないでしょう。意外と作って鳴らしてみたら、これいいじゃん的な結果オーライなトライかもしれませんよ。

なるべく、沢山のスピーカーシステムの音を量販店等で聞いてみて下さい。お薦めなのは「Bass Reflex」構造を持つスピーカーシステムですかね。ちなみに、「Bass Relex」構造ってなによ?って方には、上の写真がまさにその「Bass Relex」構造になっています。これにより、よりギターサウンドのトーンがシャープで、より適量なボトムエンドが得られると思います。

で、これらスピーカーシステムは大体ステレオスピーカーとして販売されていまして、その場合には片方にアンプがあり(=アクティブ)、もう一方がアンプなし(=パッシブ)で片方のアンプからもう片方へ信号のみ送る感じの構造になっています。ですので、ステレオで使用したい場合にでもそのままで即使えます。また、モノでいい場合にはアンプのある片方のみでも使えます。つまり、ACケーブルやコントロールノブがある方ですよね。

1. 接続の為の準備
まず、アクティブなスピーカー筐体(アンプがある方を記事に倣って以下こう定義します)から出てきている2つのオーディオケーブルを見つけましょう。つまり、一つは出力ケーブルで、3.5mm ステレオプラグに繋がっていますので直ぐに分かるはずです。そして、出力ケーブルのもう一方の端は当然もう片方のパッシブなスピーカー筐体(アンプが内蔵していない方のスピーカーを以下こう定義します)に繋がっていますね。

そうすると、もう一つは入力ケーブルになっているはずで、これはアンプ段に信号を送るためのケーブルです。(モノで1つだけのスピーカーを使う場合には、もう片方のパッシブなスピーカー筐体に繋がっている線も必要ないし、もう一方のスピーカーも必要ないので処分してもいいですが、将来ステレオでも使いたくなる時もあるかもしれませんので線も、もう一方のスピーカーもそのままにしておいて後で切っても遅くないと思います。)

入力ケーブルが特定できたら、きっと2つの独立の「hot」配線があり、さらに2つの独立の「グランド」配線が見つかると思います。そしたら後で内部結線用に使用したいので配線筐体に入る入力ケーブルを適当に13cm位切って確保します。さらに、「hot」同士だけをツイストして、各々を半田で一緒にしてくっ付けておきます。「グランド」同士も同様に同じことを行います。

2. 入力ジャックの増設
アクティブなスピーカーの筐体を開き、標準的なモノの入力ジャックを増設するに適当な場所を決めます。ジャックの径と同じ穴をスピーカー筐体にドリル開けてジャックを下の写真のように設置します。



3. 入力ジャックへの配線接続
ここで、配線を初めて接続する段階になります(モノで使う場合には、もう一つのパッシブなスピーカーに繋がっている配線は取り除いても、半田で取ってもいいですが、ステレオで使う場合にはそのままにしておいてください)。まず、先程ツイストにした「hot」配線をジャック側に、「グランド」配線をスリーブに接続して、写真のように入力ジャックに半田付けして下さい(これが完成するとちょうど下のようになります)。これで終わりです!(で、さらにまあ次のような最終チューニングをしないと歪みませんがww):





4. アンプの最終チューニング編
信じれませんが、後もうちょっとですよ。まず、ちょっとギターを早速プラグインしてみて音を聞いてテストしてみましょう。チョンボしてなければアンプはよく鳴ってくれます。が、出力レベルが大半の場合にはまだまだショボイと感じると思います。えっ、失敗?いえいえこれから最終チューンをして使えるアンプにするんですww その理由は簡単です、PC用のスピーカーはギターのパッシブな信号ではなく、PCのサウンドカードから事前に増幅された信号で動作する前提で設計されているため、そのままではまだインピーダンスのマッチングが取れていないだけだからです。

で、どうしましょうかね?そうです、一番簡単な方法は入力ジャックから最初にあるPCB基板上の抵抗を半田で取り除いて見て下さい。そうしますと、自宅用にはかなり十分なボリュームになりまして、スピーカーシステムの機能をフルに使用できるようになります。もし、スピーカーにヘッドフォンが付いていましたら、サイレントモードにしてヘッドフォンでも演奏できます。



もう一つ簡単なのは、抵抗とか探すの面倒な場合には信号をブーストしたり、信号のインピーダンスを変更するためにスピーカーシステムとギターの間にブースターかバッファーを噛ましてみて下さい(スピーカーの前段にブースターかバッファーを噛ますという意味)。但し、これはスピーカー単体ではなく必ずブースターかバッファーが必要になりますので、あまり洗練された対処方法ではないですが簡単ですかね。まあ、一長一短です。

ですので、結論としては是非ちょっとの手間で済みますので、入力部最初の抵抗を取り除いてあげて是非ポータブルアンプにしてあげて下さい。正直決してMarshallスタックの歪にはなりませんが、どこでも使える練習用としての少なくとも非常にクリーンなサウンドが得られますかね。

COMMENT 0