オーストラリアドル/カナダドルとアメリカドルが逆転し、同じ80円程度です、世界経済どうなることか。。。

今見ていますが、最近の為替は信じられません。15年ぶりの水準まで円高が進んだ模様なのは先日お知らせしました(NHKニュース)が、さらにオーストラリアドル/カナダドルとアメリカドルの為替が逆転してしまいました。それ程アメリカはもう魅力がないのでしょうかね。個人としては旅行や個人輸入にはいいのですが、会社としては、輸出大国の日本経済としては円高デフレの影響によるダメージが大きすぎます

それとアメリカでなくてそろそろヨーロッパの時代かも知れませんので、一度徹底的にアメリカは80円まで下がり切るまで下がらないと状況が改善されないのかもしれません。最近の小型アンプは結局は不景気なので皆自作/DIYをし始め購入が低調になり、それをメーカーも購入しやすい価格のアンプを作って購入を促した結果そうなったということかもしれませんし、時々周期的に来る原点への回帰(複雑になりすぎたため古き良き時代を懐かしんでアンプが生まれた当初のシンプルで簡単なものに回帰する)なのかもしれませんし、本当のところはどうなんでしょう?。

  • アメリカドル 80.612円 (2010.11.9現在)

  • オーストラリアドル 81.978円 (2010.11.9現在)

  • カナダドル 80.624円 (2010.11.9現在)



三菱東京UFJ銀行欧州市場部のデレク・ハルペニー氏も「欧米各国は、中国に対しては通貨・人民元の切り上げを求めたが、日本の市場介入については中国と区別している。G7の場で目立った批判が出なかったことから、政府・日銀が今後も市場介入を行うことはありうる」としています。

さらに、むしろ今後の円相場の見通しについては、「G7の合意内容は目新しいものではない。市場の関心はむしろアメリカの追加的な金融緩和に向いており、その可能性が強まっているだけに、円相場は1ドル=80円を上回って史上最高値を試すことも考えられる」としているようです。

ちなみに、大和総研の「自国通貨高に脆弱な日本を考える(2008年11月5日)」によると下記のような状況です。

「日本の対外資産はおよそ600兆円、対外負債が350兆円、純資産は250兆円である。資産は大半が外貨建て(特に米ドル建て)であるのに対して、負債は多くが円建てという内容で、日本が全体として為替レートに対して非常に脆弱な様を映し出している。仮に円が20~30%も急騰した場合、単純計算すると数十兆円単位の損失が生じる。金融危機による米ドル等の通貨不安は輸出企業の業績だけでなく、大幅な資産価格下落という形で日本経済への打撃となる。」

つまり対外資産を米ドル建てで保有しているため、日本の国として数十兆円単位の損失(国民一人当たり数十万円単位の損失)が生じていることは認識しておいてください。

※相場が円高に傾くと、外貨建てで債権を持っている日本の輸出産業は円に換金する場合に為替による差損を被ることになり、経営に与える影響が著しい状況になります。逆に輸入産業は為替差益を得ることになりますが、日本は貿易収支が大幅黒字国であり輸出産業の方が経済に及ぼす影響力が大きいため、日本経済全体としては、差益より差損の方が大きくなる状況になっています。そして利益が減少したことで社員給与の減少や価格への転嫁が起こり、結果購買意欲の衰退、不況へと向かうことを円高デフレと言って危惧する考え方があります。

COMMENT 0