Tino Zottola氏著の真空管アンプ・サービス・マニュアルからまたまたバイアス調節の記事(2)

さてさて、Tino Zottola氏著の「Vacuum Tube and Guitar and Bass Amplifier Servicing」からバイアス調節の続きです。

海外ではちょっとBogner Alchemistのバイアス調節の話題が....
海外ではちょっとBogner Alchemistのバイアス調節の話題が....(2)
海外ではちょっとBogner Alchemistのバイアス調節の話題が....(最終回)
Tino Zottola氏著の真空管アンプ・サービス・マニュアルからまたまたバイアス調節の記事(1)

13章 バイアス調節(続き)

13.2 動的なバイアス調節

(これは、こちら「海外ではちょっとBogner Alchemistのバイアス調節の話題が....」でご紹介したバイアス調節の調節方法でも、あまり一般には話としてされることはない非常に珍しい内容ですので一度は目を通しておいて下さい)

アンプで正しいバイアスに調整するには、下記の図にあるように測定環境を整える必要があります。



a. まずパワー管が何も挿されてないアンプにプラグインします(ギターケーブルを挿し込みます)。

b. バイアス可変抵抗を負の電圧側で最大に(or 出力バランスコントロールをセンターに)します。

c. アンプからプラグを抜いて、パワー管を今度は全て搭載させます。

d. 音源(400Hz)を準備して、入力アッテネータで入力電圧を10mVにしてからアンプに入力させます。

e. (アンプのインピーダンスに適した抵抗値の)ダミーロードをアンプの出力に繋ぎ、オシレータからダミーロードの両端にプローブを挟みます。

f. アンプにプラグインして、15分程アンプを温めます。

g. ボリュームの位置を3/4の位置にします。

h. ゆっくりとバイアス可変抵抗を0Vにまで調節していき(片方から片方へバランスを取っていき)、正のサイクルと負のサイクルがクロスする付近での歪みがない、クリーンで対照的な信号が現れたら調節を止めます(要は歪み率が最小になったところで止める)。その際には、決してアンダーバイアスにならないように注意をしてください(真空管のプレート部のグローがオレンジ色でないことに注意)。

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