とうとう Ibanezからも Tube Screamer Amp TSA15H ♪

こちらまたまたPremium Guitarの記事「Ibanez Tube Screamer Amp TSA15H Review」から日本も負けていません!ギターとエフェクターでは有名なIbanezがまた小型アンプTSA15Hと、そのキャビネットTSA112C(オープンバック型)を引っさげてギターアンプ市場にまたまた再び参入です!


この小型アンプTSA15Hは15Wのフルチューブアンプ(2x 12AX7 + 2x 6V6)で、お揃いのキャビネットも揃ってますんで揃えるしかないww。しかもこれ、内部になんとあのエフェクターIbanez Tube Screamerが入ってます、こんなアンプ待ってませんでしたか?しかも前面パネルの色は何となくIbanez TS808HWの色っぽいのでちょっと期待しちゃいます。確かIbanez TS808HWは3.9万円位しますから、その分引くとアンプのお値段は一体お幾らなんでしょうか?あちらアメリカですと$299、日本ですと3.8万円位ですww




ですので、これ普通にアンプでオーバードライブしたものとは、ちょっと違うタイプらしく、ブリティッシュ系のゲインテンコ盛りで力強いトーンも、もっとブルージーなアメリカン系のトーンも両方出せちゃうんですね♪

前面パネル
このTube Screamerのハーフスタックは、ちょっとVOX系のクリーミーな白いトーレックスの外見でして、前面は左から入力端子、Tube Screamerの制御系(Overdrive/Tone/Level)、Tube Screamer On/Offトグル、ブースター・トグル(6 dBブースト)、コントロールノブ(Bass/Treble/Volume)、スタンバイ& 電源SWといったシンプルな感じです。

背面パネル
背面は左から、AC電源入力、15W/ 5W セレクターSW、出力端子(2x 16Ω, 2x 8Ω, 4Ω)、フットスイッチ端子、エフェクターループのsend/return。

キャビネットTSA112Cは、ハーフ・オープンバックで12" Celestion Seventy 80スピーカー(8Ω)です。

    

試演後のレビュー
最近の低ワットな小型真空管アンプの背後にはある思想がありまして、皆さんもお気づきのように(これまでの真空管アンプにはなかった)小さなボリュームでの演奏やレコーディングでさえも非常に良さげな真空管の音が出せるように設計されているんですね。しか~し、本当にベストな音やレスポンスを得るには出力を上げて真空管による出力をクリッピングさせてやる必要がやっぱりあります。

さらに、ここで用いられているパワー真空管6V6の特徴も注目です。通常用いられているEL84型と違って、かなり低ワットなアンプでは頻繁に使われていまして、このパワー真空管6V6はドライブさせるとより力強く、他の小型のパワー管よりはヘッドルームも大きい感じです。


また良さげなもう一つの特徴は、マスターボリュームがない!!ってことです。ほらほら、身を乗り出さなくっても♪そうですね、これってつまりはこのアンプはパワー管をドライブさせるには本当に歪ませないといけないってことでして、いい感じでしょ?まず、全てバイパス・ポジションにスイッチを設定してやりますと、ハムバッカーでフルボリュームにしても非常に素晴らしいクリーントーンが得られます~♪(さすがキャビネットがオープンバックタイプだけありますかね)



そして、Tube Screamerを入れますと何ともいえない素晴らしいクランチ・トーンが得られまして、丁度Fender TwinでTube Screamerを使っている感じです。ストラトですとブルージーな感じがよく醸し出されまして、いわゆるTexasサウンドっちゅ~のですがそれ程攻撃的でない感じです。そして、どんどんボリュームを上げていきますとより良さげな音が得られまして。。。TS808を用いた時のSRVって感じ?

今度はレスポールにするとブースト感が増し、ボリュームを上げていくほどに初期のBluesbreakersのClaptonのようなブルージートーンが得られる感じです。

ストラト、レスポールどちらでも、ギター側のボリュームを下げますと、よりクラッシックなブルーストーンになります♪ベース、ドラム、キーボード、ボーカルのリハーサル位でもちょっと音が大きすぎる位の感じでそこそこ音量はきっちりでますね。但し5Wにしますと、正直15Wと同じなトーンって訳にはいきませんでしたがブーストSWを入れなければより寝室レベルの音に下がり、思ったほどは真空管のトーンは犠牲にならない感じです。つまり、ブーストありでより中域のあるBritish系サウンドを作りこめ、ブーストなしでよりアメリカン系サウンドに作り込める感じです。

さてさて、最後に他のエフェクターを用いてVan HalenからGeorge Lynch迄の範囲でいうメタルサウンドが利用できるか?のコメントです。そう幸運にも!別のディストーションを用いるのであれば可能ですが、Tube Screamerでは出ませんかね。例えば、Tube Screamerをオフにし、ブーストをオンにして、ボリュームを15Wで8~9にしてやると良さげなメタル・トーンが得られます。

また、オープンバック型もメタル系ではちょっと厳しくてやはりヴィンテージのVox 2x12キャビネット(2x Celestion G12-30H anniversary)、あるいは4x12キャビネット(4x Celestion Vintage 30)なんて用いますと最高です!

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