ストラトキャスターの 「7-Sound Mod.」

こちら「The Seven Sound Stratocaster」から、ストラトキャスターでは恐らくは最も知られている必殺のコンビネーションである5way SWにプッシュSWを追加した「7 sound MOD」をご紹介します♪

ストラトキャスターとしては最もポピュラーな改造/MODでして~非常にシンプルなんですが使える改造/MODの「7 sound Strat」になります。この改造/MODは最も古い時代のものになるでしょうね。オリジナルは今となっては誰だかは分かりませんが有名な西洋のスイングギタリスト Eldon Shamblin氏であるとされています。またこの改造/MODに貢献した方としてBill Carson氏も挙げられています。

さて、どういう切っ掛けかは今となっては定かでありませんが、「7 sound MOD」はストラットの基本的な設計(3つのシングルコイルからなる設計)における重大な欠点を解決するために考えられました~と言っても簡単に言うと3つのピックアップの全部の組み合わせは選べないという欠点を解消するものです。

つまり、ストラトには3つのピックアップがあるにも係わらず、5wayセレクタSWなので5つの組み合わせしか選べないという欠点を解決してくれます(例えば、その結果として、ブリッジとネックのコンビネーションや、3つのピックを同時に使用するというのは通常は不可能です)。もっとも現在はCRL社やOak Grigsby社(現在はElectro Switch Corporationが買収)のような会社から販売されているオープンな5wayセレクタSWがありますので、これらの難解なコンビネーションの内の幾つかは簡単に追加することが可能です。

但し、そうは上手くいかないのが常です。残念ながらスイッチは5つのポジションしかないので、全ての組み合わせを実現することまではできず、幾つかの組み合わせは諦める必要が依然あります。(まあ、それ程使わないであろう、center/bridgeの組み合わせるを諦めても支障はないのですがね)

ということで、可能な限り多くのオプションが選択できるようにしたいという方は、是非これ以降で説明して行く「7 sound MOD」を施してみて下さい。まず、5wayセレクタSWの組み合わせ部分は手をつけません。単に追加で2つの組み合わせを加えるだけです、簡単でしょ?ということで、まず現在のデフォルトの組み合わせを確認してみます。

従来の組み合わせ
5-way セレクタSW PUの組み合わせ
ポジション 1 Bridge PUのみ

ポジション 2 bridge/ middle PU
(パラレルなのでハーフトーン)
ポジション 3 middle PUのみ

ポジション 4 middle/ neck PU
(パラレルなのでハーフトーン)
ポジション 5 neck PUのみ


さて、「7 sound MOD」の考え方はこうです、非常に簡単です:

ネックのピックアップをアクティブにするスイッチを使いします。例えば最も簡単な方法はon/offのための(SPTP)スイッチを追加するだけです。

ピックガードかなにかに単にドリルで穴を開けてSPTPスイッチを既存の5wayセレクタSWの近くにインストールするだけです。以下の回路図を参考に配線してください:

じゃあ、「Seven Sound Stratocaster」はどう動作するか?回路図を見て分かるとは思いますが、念のため説明をしておきます。

5wayセレクタSWのポジション 1は単にブリッジのPUをアクティブにするのみです。追加の新しいトグルSWでネックとブリッジをアクティブにすることができます。同様に、ポジション 2はブリッジとミドルをアクティブにすることができます。そうするとグルSWによりこれにさらに追加してネックをアクティブにすることができます。また、同じような作用によりブリッジのピックアップをトグルスイッチに送ることもできます。そうすると今度はポジション4と5が新しいモードとして使えます。

ということで、トグルスイッチが加えられた状態で、結局ストラットキャスターのトーン・チャートはどうなるか見てみます:

7 sound MODの組み合わせ
5-way スイッチ PUの組み合わせ 7 sound MOD
ポジション 1 Bridge PUのみ bridge/ neck PU
(パラレル)
ポジション 2 bridge/ middle PU
(パラレルなのでハーフトーン)
全てのピックアップ
(パラレル)
ポジション 3 middle PUのみ

 
ポジション 4 middle/ neck PU
(パラレルなのでハーフトーン)
 
ポジション 5 neck PUのみ

 

この改造/MODから追加された新しい組み合わせのうち、3つのピックアップを同時に鳴らす組み合わせはコードを刻む時に上手く働くものの、恐らく最も使わない組み合わせという結論になってしまいました。しかーし、ネックとブリッジを同時に鳴らすと、テレキャスターをほんの少し思わせるようなめちゃいい感じということらしいです。はるかに太く、輪郭もはっきりとしたサウンドになっています。ずばり、「Sweet Home Alabama」セッティングと命名できそうなくらいです。さてさてご興味があればやってみてください♪

ピックガードにドリルで穴を開けるのはちょっとという方は、別の方法としてポットの1つをSPSTまたはDPDTスイッチが付いたプッシュ/プル、あるいはプッシュ/プッシュ・タイプのポットに交換することです。

またはもっとど派手にしたい方は、一般的な5wayスイッチの代わりに個々のピックアップをon/ofできるSPSTスイッチを3つ完全に新しいピックガードに組み込んで使用することですかね。

Fenderは短命でしたがストラトキャスター・エリートでこの方法に似て3つの小さなon/ofスイッチを採用していたと記憶しています。

当初はストラトでプッシュ・ボタンなんて大失敗だったのかもしれませんが、あれから20年以上経ていますので、ある意味少しの皮肉で、ヴィンテージのスタイルとしてそういった方法を取り入れてもいいかもしれませんね。

ということで、大したことないMODかもしれませんが、楽しんでみてくださいね♪ 自分のギターの持つトーンの可能性を確かめるためにも、非常に簡単ですから試してみて下さい。

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