伊達男の国イタリアからFBT Cicognani Imperium H-150

さてさて、伊達男の多いイタリアから、FBT社のブランドCicognani Ampsと、そのアンプをご紹介します。もともとFBT社はプロ用途のオーディオ装置メーカーでして、そこからCicognani Imperium H-150という150W、Class AB1のヘッドアンプ(5x プリ管12AX7 + 4xパワー管5881)と4x12キャブのそれはそれは美しいデザインのアンプを(2009年頃)発売しました。(Cicognaniの発音はchee-koh-nah-neeと発音するようです)。

まず、全体の色は定番の黒色のTolexで、グリルクロスもこれまた定番のシルバーなんですが、ステンレスの筆記体のロゴが見事で惚れ惚れします。ちょっとMesaに似てないでもないですが、そこは伊達男の国イタリア、イタリアのメンツをかけてコントロール部分に多数のLEDを装備し、アメリカ(Mesa)には楽勝で勝っています。
ですので、電源を入れますと、眩しい青、緑、そして赤のLEDがこれでもかと点灯してくれます(できれば国旗に合わせて白、緑、そして赤にして欲しかった)。

肝心のサウンドはModernのモードはMarshallとBognerの間に位置する感じだそうで、また50ワットなんかはかなりMarshall DSL50っぽいかなぁという感じのようです。そして報告ではキャビの材料は13積層のポプラ合板(12-ply popolar plywood)、スピーカーもこれまたイタリア製のJensenのようですが、これが会わないのかアンプとのバランスが良くないのか、もうちょっと音に厚みを出せた方がいいということで、欲を言えばJensenではないものに変えるのもありかなぁという感じのようです。



ややもすると多量のLEDの使用は外見上のデザインがいいだけで、使い難いのでは?と思ってしまいますが、なんのなんの。3EQに、マスタボリューム、127の選択可能で、なおかつユーザーが登録可能なデジタル・プリセットがあり、それをコントロールパネルやMIDIフットスイッチからアクセスできるということらしく、使い勝手もいいようです(1つ最後のマスターボリュームのみが保存できないだけで3EQやゲインやボリュームも保存可能)。そして伊達にあるわけではないLEDが各々のレベルポジションを示してくれてます。このLEDでどんなセッティングかも一目で確認できる優れものです。

残念ながらというか、モデリング・アンプではないのと、どこかのアンプの真似ができるという訳ではないのですが、全くのアナログの真空管技術と、これらデジタルのユーザープリセット&呼び出し機能との組み合わせによって、他のアンプと較べても非常にレベルの高いアンプになっています。ちなみに、6つのモード(Clean 1/ Clean 2/ Sexy/ Crunch/ Lead 1/ Lead 2)があり、これをフロントパネルにあるサウンドボタンで選ぶようにし、これもプリセットできます。



さらにフロントパネルには、4つのプリアンプのループ効果を背面で設定するための4つのボタンがあり、コンパクトエフェクタをループに入れて同時に4つまでループできるようになっています。これもプリセットできますので、がメーカーに言わせると、非常にユーザーの嗜好にあわせた音作りに有効だということらしいです。その他には、ヴォイッシングがクラッシックかモダンか、出力がHi/ Mid/ Lo(=150W/ 50W/ 11W)か、あと背面の「Slave Out」という端子です。これは「Slave In」端子があるSound City 120とかを、Cicognaniをマスターとして、一緒に他のアンプも鳴らしてしまうものです。

Classic Crunch - 15W セッティング(こちらのサイトPremier Guitarより)


Clean - 50W セッティング(こちらのサイトPremier Guitarより)


Modern Lead - 15W セッティング(こちらのサイトPremier Guitarより)

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