人気沸騰のアイスキャンディー専門店 PALETAS(パレタス)と、あの製薬会社 ロート製薬との関係とは?

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こちら日経ビジネス「人気沸騰のアイス、生みの親はあの製薬会社だった」より、こんな意外な関係をご紹介です。知っていました?

六本木、代官山などで既に食べたことがあると思いますが、フルーツや野菜がそのまま埋め込まれた色とりどりなアイスキャンディーで有名なPALETAS(パレタス)と、あの製薬会社 ロート製薬との関係をご紹介します。



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実はこのPALETAS(パレタス)の生みの親が、目薬などで有名なあの大手製薬会社 ロート製薬さんだったんですね。

このお店を誕生させることができた背景には、「食と健康」を将来の収益の柱にしたいという強い思いがあったからだそうです。

「食と健康」と聞いてそれもそのはず、PALETAS(パレタス)は旬の果物をふんだんに使ったアイスキャンディーです。

旬の果物を使うためメニューは常時20種類以上で随時変わりることからも、アイスキャンディーというよりは旬な果物・野菜という感覚に近いと感じます。

そんなPALETAS(パレタス)は、実は1号店を出展した神奈川県鎌倉市に本社を置くジャパンパレタスが運営しています。
 

このジャパンパレタスが既にお伝えした通りあの大手製薬会社 ロート製薬の子会社なんですね。そして面白いのは、ジャパンパレタスの起業前に果物を使って新たなビジネスができないか模索していたその当時の川村勇好氏(現ジャパンパレタス社長)と、ロート製薬の担当者との出会いです。

daikanyama PALETAS ICE BAR 行ってみた^^




川村氏がパイナップルを見学に訪れたという沖縄の石垣島で2012年に、健康に貢献するため食分野での事業領域拡大を模索していたロート製薬の担当者も同じ石垣島に派遣され、初めてそこで出会います。

その当時の川村氏は果物はどうしても傷みやすくほとんど日持ちがしないので「果物を長持ちさせて、美味しく食べる方法はないだろうか」と悩みを抱えながら、商業化には進めなかったようです。

対するロート製薬さんもその当時、健康維持に役立つ食材として果物に注目し視察のために担当者が石垣島に派遣されていたそうです。

たまたまなのか、必然なのかは当人しか知りえませんが、両者は石垣島でお互いの思いをぶつけあううちに「果物を凍らせて、食べやすい形にして消費者に提供しよう」と意気投合したそうですね。

そしてロート製薬曰く、アイスキャンディーに使う果物を加熱殺菌して加工すると果物本来の食感や風味が損なわれやすいので、そこで無菌状態を保つ必要がある目薬などの製造工程で培ってきた特殊な殺菌技術を応用することで開発の成功にこぎ付けたといいます。

さらに、製薬会社ならではの品質管理のノウハウも用いて、これまでになかったみずみずしい食感や風味を保ったアイスキャンディーの製品化に成功したということです。

そしてロート製薬の技術を生かした旬の果物をふんだんに使ったアイスキャンディー「フローズンフルーツバー」の構想が誕生したようです。

  そして翌年の2013年5月にはジャパンパレタス設立と凄いスピード感。

ちなみに「パレタス」とい名前は、メキシコ生まれの果物アイスキャンディーの総称「パレタ」が由来とか。

そして使用する果物は減農薬の国産ものを中心に厳選しているそうです。

さらに、神奈川県などの国内の工場で生産し商品を各店に配送するとか。

Paletas de Kiwi con Fresa - Como hacer Paletas - Strawberry Kiwi Ice Pops -


いずれもセレブな価格設定(500円前後)ですが、毎日夕方になるとほぼすべてのアイスキャンディーが売り切れるというからビックリです。

ただロート製薬さんも当初はジャパンパレタスへの出資比率を低く抑えていましたが、最近の販売好調を受けて今年2015年度に出資比率を一気に引き上げ連結子会社としています。つまりロート製薬が「食と健康」の中核を成す事業の1つに育てようと本腰を入れたというです。

実はロート製薬さん、2004年に本社に福利厚生施設「スマートキャンプ」を設けて、季節野菜や旬の食材を豊富に使った薬膳ランチを社員に提供するなど、食を通じた健康増進の取り組みを社内では進めていました。

そして好評を得たのもあり食と健康の取り組みは社内で浸透し一定の成果が上がり、社外でも広めようという発想がパレタスの取り組みにつながったそうです。

最後に自分も身に沁みていますが、日本では高齢化が進み医療・介護などの社会保障費も増加しています。ただ、やはり病気になってから医薬品を使って健康を取り戻そうとするのは現代の発想ではないと感じます。

もっとプロアクティブに、病気になる前から病気にならない健康維持活動をする(ある意味製薬会社にとっては自分の売上・首を絞めかねない)発想へ意識が変化していますからね。

これを逆にロート製薬さんはビジネスチャンスと捉えて食と健康の取り組みを一気にてこ入れするって、ロート製薬は凄いと感じますし今後も目が離せなさそうですね。


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ロート製薬・山田氏 社会を変革し、成長するためのキャリアの描き方(G1カレッジ2014)

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