真空管の旅: パワー真空管とそのシグネチャー・サウンドに関するガイド5 ~6V6GT編~

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今日は第二弾として、これまたFenderですが今度はFender Tweed Champや Fender Blackface Princetonで有名な6V6GTになります。(Power Trip: A Guide to Power Tubes and Their Signature Sounds P.5より)




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6V6GT
  • NOS 電気特性仕様 (GE 基本特性)
  • 構造的な分類: “beam power amplifier”
  • フィラメント電圧: 6.3 V
  • フィラメント電流: 0.45 A
  • 最大プレート電圧・ワット数: 350 V, 14 W
  • 最大スクリーン電圧・ワット数: 315 V, 2.2 W

このパワー管6V6は6L6の小さい従兄弟と言ったところでしょうかね、1930年代にメタル管として登場しました。そして1940年代に今日知られているガラス管の6V6GTとしてさらに進化します。

オリジナルのメタル管 6V6は既に生産されていませんので、ほとんどのギタリストは今では6V6GTを単に「6V6」と読ぶようになっています。6V6GTは、一般的に50年代や60年代にあったFenderの学生モデルであるプリンストンやチャンプの音と関係が深いとされています。




1950s Fender Tweed Champ. 写真の出展はTim Mullally氏およびDave's Guitar Shopから

例えば、Derek and the DominosでのEric Clapton氏の録音「Layla」は、Fenderのギターはメイプルネックに変え、スタジオではチャンプを使用しています(但し、ステージでは FenderのキャビネットにFender Dual ShowmansかMarshallの組み合わせ)。結構驚きでないでしょうか? 知っていましたか? こちらwhereseric.comに詳しい解説(英文)あり


この6V6GTはローエンド、トレブルの鈴なりとも控え目で、6L6GCよりもっとストレートなトーンになっています。オーバードライブもより簡単で、比較的低い音量でもパワー管の歪みによるクラッシックなアメリカトーンが得られる点で使いやすいパワー管になります。




1960s Fender Blackface Princeton. 写真の出展はTim Mullally氏およびDave's Guitar Shopから


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