![]() こちらBlue Noteの「スケジュールマガジン JAM」 Vol.155 3月号から、ロックとジャズをつなぐ"ハイブリッド"の達人、スティーヴ・ルカサー(Steve Lukather)氏の機材の遷移と最新バージョンである"L III"をご紹介です。 若い方は知らないかもしれませんが、既に解散しましたがAORサウンドのイメージが強いですが一応ロックバンドだった「TOTO」の元ギタリストです。 ![]() ギター 私も彼の詳しくは知らなかったのですが、最初に手に入れたプロフェッショナルなギターは現在ナッシュビルの"ミュージシャンズ・ホール・オブ・フェイム(Musicians Hall of Fame)"に展示してある1971年製のミニハムバッカー搭載のギブソン・レスポール・デラックス(サンバースト)らしいですね。 ![]() これはご両親から頂いたものだそうで、最初のいいギターだと彼が考えているものです。これと Gibson ES-335、Valley Arts社のストラトタイプのもの(今の「Robot」というギター)を最初のアルバム「TOTO ~宇宙の騎士~」に使用しています。 ![]() ![]() |
その後Goldtopを購入し、そして「Rosanna」含む2ndアルバム時代にGibsonの'59製のLes Paul Standard ("Rosanna"で使用されているLes Paulのため "Rosanna" Les Paulともいうらしいです)を購入し、TOTOの初期はLes Paulプレーヤーを突き進みます。 ![]() そして彼のギターはその後Les Paulから、Valley Arts社 カスタム・ストラトを経て、93年に本人が"ストラトとレスポールの最高のハイブリッド"とするミュージックマン(Music Man)のシグネイチャー・モデル"Luke"へと辿り着いたようです。 ![]() ![]() ![]() その最新バージョンである"L III"をここではご紹介です。Les Paulと同じ2ハムバッカー仕様ですが5段階のピックアップ・セレクターとの組み合わせによる豊富なサウンドのバリエーションと、ボディ内部に搭載したプリアンプが彼の多彩なプレースタイルを支えてくれるようですね。 ![]() エフェクター Dave Fridmann氏によるカスタム・エフェクターボード。基本彼はギターの鳴っているサウンドが好きなようで彼のトーンに応じて複数のディレイを切り替えて使うようにしているようですね。 ![]() 上段左から:不明, DIGITECH hardwired HT-6(ポリクロマティック・チューナー), 2x hardwired DL-8(ディレイ), MXR Smart Gate、不明 中段左から:Dunlop Cry Baby(ワウ), BOSS FV-500H(ボリューム), strymon blueSky Reverb(リバーブ), 不明, BOSS DD-3(デジタル・ディレイ), strymon Lex Rotary(ロータリー), Providence Analog Chorus ADC-3(コーラス), 不明, ToneConcepts Distillery "The Luke"(ブースト用プリアンプ) 下段左から:XOTiC USA SP(コンプレッサー) |
アンプ アンプはご存知 Bognerの完全独立の3ch仕様、100/50W切り替え可能な「Ecstasy101B」。 ![]() |
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Toto - Africa (Valley Arts) Toto - Rosanna ('59 Les Paul Standard) 【STEVE LUKATHER】 Hot Guitar Lick !! (Music Man L III) Bogner Amps - Steve Lukather Ecstasy 101b |
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