技適違反にならずに、日本でChromebookを使う方法 (Ethernet有線編)

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さてさて、やはり大人の事情であっても法律は法律ですので、まずは早速 定番のUSBドングルタイプのEthernetアダプター経由で有線でネットに繋いで、HPのChromebook 14始動です。しかしWi-Fiは問題ない点が確認できるまでONにはしませんので法律は守りますが、総務省さんには是非これを見ていましたら何とかお願いします。

技適番号が付与され恐らくアンテナも申請時のものを使用した無線設備にも係わらずそれが使えないという状況は大人の事情以下の生産性のない馬鹿げた状況だと感じますので、なんとか改善して貰いたいと思います。

技適違反にならずに、日本でChromebookを使う方法 (総務省で照合可能)


Google


このChromebook 14はCPUがHaswell世代のCeleron 2955U (2M, 1.4GHz)でして、サクサクで問題なしです、はい。実は、現在日本で売られているChromebookに採用のBay Trail世代のN2830(1M, 2.41GHz)は最新なんですが、消費電力が半分程度には抑えられるモバイル向けCeleronなんですね。

そのため性能はちょっと下記のような2/3程度にまで下がるベンチマークになっていまして、性能の点で私はこの2955Uをオススメします。これで、ちょうど2万円で譲って貰ったので非常にお得感しかありません。今米国では、ノートPCの2割がこのChromebookにシェアとして置き換わっていると聞きますので、頷けます。

まあ、サクサク感をお伝えしますと、今会社で使用している社給ノートPCは2013年春モデルのものなんですが、Celeron 1020Mが搭載なんですね。会社のCeleron 1020MはChromebookよりは下記のようにほんのちょっと通常の処理能力は高いのですが、結局ターボはないし色々とセキュリティソフトが動いてるしで、社給PCに比べてもChromebookの使用感は変わらないかよりいい感じです。

米国販売のCeleron 2955U v. 日本発売のCeleron N2830比較
CPU Celeron 1020M Celeron 2955U Celeron N2830
世代 Ivy(3世代) Haswell(4世代) Baytrail(5世代)
CPU周波数 (MAX) 2.1GHz (-) 1.4GHz (2.41GHz) 2.41GHz (2.41GHz)
Core/ Threads
2/ 2
TDP(電力) 35W 15W 7.5W
Benchmark
PassMarkスコア
2,120 1,523 1,020
GPU周波数 (MAX) 650MHz (1GHz) 200MHz (1GHz) 313MHz (750MHz)


2011年位に発売されてまだ3年強しか経っていませんが、今現在で2割りですからねえ、日本でこれに置き換わった日には爆発的にノートPCのシェアは広がっていくでしょうね。具体的には、米NPDグループによるとこんな感じです。

2013年に流通した端末ではまず断トツでタブレット端末のシェアが激増しています。次に、ノートPC(Windows)、Appleノート、そしてChromebookをノートPC全体とすると、Chromebookはたった1年で米国でのノートPCシェアを約20%獲得したことになります、凄いです。さらには、実はChromebookの法人販売だけでも2017年迄には3倍のセールが予測され、恐らくその頃にはノートPCシェアの過半数を取る目標設定のようですね。

カテゴリ 2012 (シェア) 2013 (シェア) 成長率
タブレット 22.1% 26.7% 120% (うち約6割がiPad)
デスクトップ 32.3% 27.8% 86%
Chromebook 0.2% 9.6% 4800%
ノートPC (Windows) 42.9% 34.1% 80%
Appleノート 2.6% 1.8% 70%


まあ、USBドングルタイプのEthernet経由で有線のネット接続と、さらりとスルーしましたが基本このChromebookはドライバも含めて何もインストールできないため、認識する可能性のあるUSBドングルを調査して突き止めるのに苦労しました。

技適違反にならずに、日本でChromebookを使う方法 (総務省で照合可能)




まあ、ネット上で調べますと物理層が組み込み型のASIX社AX88772チップセットが認識できるということで探しましたが一か八かで試すのみでした(こちらは後日追って加筆予定)。


もう一つは、Linuxか 同類のAppleかの対応があれば認識する可能性があるということで、秋葉原の「あきばお~2号店」で816円(税込)で売っていた下記のLinux, Appleも対応のドングルで間違いないだろうと購入。


そして、こちらは1,000円程度と少しお高くなりますが手軽に入手可能で大手メーカーから発売されています「Logitec 有線LANアダプタ USB2.0 LAN-TXU2C」も使用OKでした。私は最終的にはこちらを使い続ける予定です。




さらに、アマゾンで激安のこちらの「USB2.0 イーサネット アダプター」もOKでした。このように、基本ドライバーの必要がないEthernetのUSBアダプターは何でもOKかもしれません。




WiFiを無効(disable)にしてこのドングルを刺しますと、どうやら無事認識するようです、ネットに有線では問題なくアクセスできています。これで当分は技適の件は忘れて、Chromebook三昧と楽しみたいと思います。


また、もう少し経ったら今度は日本で販売されている問題のないWi-FiのUSBドングルから使用できるものを調査中ですので、成功しましたら真の意味で技適問題なく無線ライフも満喫したいとは思っています♪


技適違反にならずに、日本でChromebookを使う方法 (総務省で照合可能)

最後に、「技適が気になる方」さんとコメント欄にて色々と意見交換できましたので、こちら「電波法と無線LANについて」も参考にしながら、Chromebookを対象として私が検討した結果をQ&A形式でまとめてみましたので、ご参考まで。

Q.1 Chromebookは技適の対象か?
A.1 この答えは結論からいうと、Rマークが目印の「TELEC」による特定無線設備(小規模な無線局に使用するための無線設備)が電波法令の技術基準に適合していることを証明する「技適証明」は対象の要件を満たさないためNOです。しかし、Tマークが目印のJATAによる端末機器が電気通信事業法令の技術基準に適合していることを認定する「技適認証」では対象の要件を満たす場合にはYESです。

その理由としては、「TELEC」は無線設備としての認定のため、本体と物理的に容易に切り離しが出来ない形式であって、かつ無線通信のデフォルト搭載PC以外は、認定を受ける対象にはなりません。これは、無線LANが搭載可能な汎用ポートがあっても理論上は他の周辺機器も搭載可能なため、それを持っているだけでは「無線設備」とは見なされないためだそうです。

一般には、この「TELEC」による技適が無線設備では一般的なのですが、物理的に基盤に取り付けられ切り離しができないノートPC以外は、Chrombookも含めて全く関係がありません。じゃあ、JATAの証明は必要かというと、携帯電話やコードレス電話など電気通信回線に接続するものには技術基準適合認定も必要となりますが、ノートPCに対して必須だとするかは... 調べた限りはっきりしませんでしたが、必須ではないです。

Q.2 Chromebookでは何故Chromebook本体での認証はないのか?
ノートPCメーカーにしてみれば、認証を受けたカードとアンテナを容易に取り外し出来る状態で搭載してるだけであり、まさに「技適証明を受けた無線設備の工事設計書の記載内容と、実際の無線設備の構成・性能が同一である」状態にあるため、組み込んだ無線設備の「技適認証」を表示しておけばいいだけです。

それで「技適」としてOKなのであれば何故自分達が態々とる必要があるあるのでしょうか? OS、CPU、マザーボード、パーツ、周辺機器と色々な会社から供給されているソフト、ファームウェア、部品、機能からなるPCは部品変更、ファームウェアアップデート変更が当たり前であり、下手に自分が取ってしまうと、絶えず申請し直しのリスクを負うことになり百害あって一理なしだと感じます。事実、私が知る限り技適の番号は全て内蔵されるWi-Fiカードに対して各メーカーが申請しており、そのWi-Fiカードの技適番号を表示しているだけです。

例えば、デスクトップPC内蔵型のPCIバス対応無線LAN機器(モジュール)を外したり付け替えたりすること自体は電波法令上、違法ではないようです(PCIバスは拡張ボードの着脱ができることが前提であるため)。同様にノートPCの内蔵無線LANモジュールも、この延長で考えることが出来ると感じます。

PC本体ではなく、PCに内蔵されている「モジュール」が技適や認証を受けており、かつ誰もが簡単な作業で着脱できる仕様のものであれば、他のものとの交換は可能かもしれません(モジュールが「無線設備」となるため)。

この場合は、取扱説明書に「拡張ボードの交換方法」として着脱方法が明示されているはずです。一方、ノートPCから容易に分離できない位置に搭載され、かつモジュールではなくPC本体で技適や認証をを受けている場合は交換はダメ(無効)のようです(この場合はPC本体が「無線設備」となってしまう)。

Q.3 電波法令の技術基準に適合していることを証明する「技適証明」は何を証明?
Rマークが目印の「TELEC」による「技適証明」の制度は、無線設備の設計者などの申請に基づき、証明機関が実機を使い無線設備の工事設計書の内容が適正かを審査し、それが適正と認められれば証明機関が適合証明をなし、その適合証明の工事設計の内容のとおりに設計された無線設備を利用する無線局については「落成検査」「変更検査」を経ずに無線局の免許や変更の許可を与える、というものらしいです。

つまり、技適の証明対象は「技適証明を受けた無線設備の工事設計書の記載内容と、実際の無線設備の構成・性能が同一であること」が前提となっているため、この関係が保たれる限りは内部修理がなされても技適の効力は失われず、反対にこの関係が保てない場合、例えば技適証明を受けた工事設計書に記載されたのと同一の性能補修用部品の在庫が無くなり同一性能の代替部品を使って補修をした場合には技適は失効することになります。

技適違反にならずに、日本でChromebookを使う方法 (総務省で照合可能)


HP Chromebook 14 Review


HP Chromebook 14 vs. ACER C720


Celeron N2830 VS Celeron 2955U

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