HOME   »   Marshall  »  現行マーシャルを轟音で鳴らす ~アンプ&キャビネット引き比べ~ (2) (再掲載)
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ギター・マガジン/Guitar Magazine 2009年3月号に特集されていた「現行マーシャルを轟音で鳴らす ~アンプ&キャビネット引き比べ~」の続きでいよいよキャビネットです。キャビネットはなかなか弾き比べし難い部分ですので、こちらは弾き較べをされた結果がレビューされていて全般的に読んで頂く価値があると思います、はい。



私も正直キャビってそれ程真面目に弾き較べたことはありませんし、今までの経験から(機材もかなり変わるので)みんなそれ程には実は違わないかもなぁと思ってましたが、島氏の「(島氏コメント)実は大して差がなくて、どうコメントしていいのか分からなくなったらどうしようって心配していたんですけど(笑)、違いは歴然とあって、それぞれのキャラクターを実感できました。」というコメントを見て心を?入れ変えました!!(ただ、そうはいっても流石で根底にはマーシャルの一貫した個性がしっかりと備わっているようですよ。)

「(島氏コメント)共通して感じられたのは、すごくパンチのあるローエンド。出方の差こそあれ、杭を打っているような低音域を再現してくれるこれぞマーシャルってのは一貫してて。例えばスタンダードな1960も、昔の1960と較べてハイ・レンジにはなっている辺りが、今のニーズに応えている所だなと思いました。

ただ、最大の褒め言葉として、ロックギターがロックギターらしくあるための、必要なローファイさも持ち続けている。ハイファイであり過ぎては絶対に出ないロックギターの良さを出す、凄くいい意味でのローファイさを持っている。マーシャルが好きな人間がマーシャルから離れられないのはそういうところなんですよね」


アンプについての記事はこちら:
「現行マーシャルを轟音で鳴らす ~アンプ&キャビネット引き比べ~ (1)」


Cabinet

フロント面に初めてアングル(="A")を付けたのはMarshall/マーシャルです。皆さんもよく知っての通りだと思いますが、アングルのある方がハイがよく出ますよね?そのための工夫です。でして、これまたご存知のように大体"A"のキャビはフルスタック(3段積み)スタイルの上段に良く置かれるような構成になってます。

ただ、最近はそれ以外にもキャビの背を約8cm程高くすることでもよりハイが出せるようなトールサイズ設計がされています。今回ご紹介するMF400Bや1940TVがそれで、ハイ側の再生能力が非常にエンハンスされています。
一方、全面が平坦な"B"はよりフラットというか、ローもハイもバランスよく出る感じす。キャビネットの種類や構造により適宜使い分けが必要ですかね。

現行キャビネット・リスト(抜粋)
注意:フルチューブのヘッド・アンプを用いる場合、ヘッドの出力ワット数により使えるキャビは制限されます。 (ヘッドの出力ワット数に比べ、十分なキャビの入力ワット数が必要なため)
モデル名仕様特徴
・1960A& B
世界中最もポピュラー
定番の1960A

300W(75Wx4発)
Celestion G12T-75X

(40.6kg)
上が"A"、下が"B"
"A"と"B"はハイレンジの抜けが違う。

"A"はちょっとハイエンド寄りなマーシャルらしい前に飛び出す感覚が強く感じる。

"B"はローもハイもバランス良く音が出ると感じる。
・1960AV
1960のビンテージ系

280W(70Wx4発)
Celestion ビンテージ30

1960BVもあり
(40.6kg)
"AV"はスピーカーがビンテージ30であるためか、ロー・ミッド辺りの粘りが感じられる。

そのため美味しいミドルレンジに旨みがあるように感じる。

今回島紀史氏のイチオシ!!(ビンテージ30がいい!!)
補足:「CELESTION G12 Vintage30」はクリアな高音域で音が太く、中低音域まで抜けの良いサウンドが特徴と一般的に言われ、そのため1960Vも輪郭のハッキリした分厚いサウンドと言われています。
・425A
VintageModern
向けに開発
(ジミヘンSuper100JHにセットされるキャビ)

100W(25Wx4発)
Celestion G12C-25X

(36.4kg)
モデル名「425」の由来は、限定版JHシグネーチャーモデルで使用された「Celestion G12C-25 Greenback」25Wスピーカーを4本採用しているために「4×25」で「425」となったようです。

"A"はVintageModernの持っているハイ・ミッドが凄く粘るニュアンスを強く感じる。

ハイもよく出ておりクランチのボリュームを絞った時のクリーンには凄くいい印象。

弾き手を選ぶ位に、ピッキングの際のニュアンスをちゃんと再生できる。テクニックで自分を表現したい人や、歌うようなニュアンスのブルース系をやるような人にピッタリ?
・MF400A& B
MODEFOUR向けに開発
バランスの取れたミッドレンジと、迫力のあるボトムエンド

400W(85Wx4発)
Celestion G12K-85

(41.5kg)
"B"は確かにゴンゴンという低域の再生能力は特筆される特徴ですが、ミドル~ローエンドに特化したものとは思わず一度は試してみては?

他のモデルに比べ、(例えば1960より約8cm高いトールサイズな設計により、)ハイエンドの再生能力も高い。"B"ではあるが"A"キャビのニュアンスに近く、上も下も凄い余裕で、ハイの伸びやハリは印象的。

普通のモデルが箱鳴りし過ぎると思っている人、リフからリードまでレンジを広くこなす人向け!?
・1960AX
ビンテージ系

100W(25Wx4発)
Celestion G12M-25
グリーンバック

(39kg)

約10万円
ビンテージ特有のオールドスクールのマーシャルサウンド

ストレートタイプの1960BXもあり
・1960TV
ビンテージ系
TV: Tall Vintage

100W(25Wx4発)
Celestion G12M-25
グリーンバック

(41.5kg)
一般にJTM45(2245)等の小出力のアンプとの相性が抜群とされています。

より低域を出すトール・ビンテージ設計(1960AXとの違いは約8cm背が高いだけの違い)により、マーシャルな感じはそのままで、レンジが広くなり再生能力も高い。

ローもぼけず、ハイの飛び方もバランスよく、ミドルも非常に粘る!大音量で鳴らした時の、フィードバックや真空管のチリチリ感も再現し、分離よく解像度の高さを感じるため、ピッキングニュアンスも聴かせられる。

パンチのあるローでリフを弾きつつ、抜ける音でリードを弾きたい人向け

今回島紀史氏のニオシ!!(いい意味でグリーンバックのイメージを変えてくれる!!)
・1936
1960の2発バージョン?
(ヘッドでコンボのニュアンスが出せる)

150W(75Wx2発)
Celestion G12T-75

(24.6kg)
ミッドレンジにフォーカスが絞られる感じで、箱鳴りのローは少ないが単音を弾く時のコシは必要十分出ている。
(1936Vも同様の傾向)
・1936V


140W(70Wx2発)
Celestion G12ビンテージ

(24.6kg)
1936よりフラットで、高域から低域迄のバランスがよく素直な特性。

ミドルからハイの出方はリードを弾きやすく感じさせてくれ、バッキングは1960V、リードは1936Vという使い方もあるかも?
・1922

よりコンパクトな1936?

150W(75Wx2発)
Celestion G12T-75

(19.2kg)
番外編:

比較の為こちらで追加しました。1922は1936より一回り小さい幅の67cmでJTM-45リイッシュー(66cm)とサイズ的にぴったり(例えばJCM800(幅74cm)など通常のMarshallヘッドなんかはむしろ1936(幅75cm)にぴったり)。クローズド2発で20kgを切る軽量さが魅力で、選択肢は2発だとどうしても少ないので結局はヘッドの幅に合わせて買う感じでしょうか?

※機材・環境条件:
使用する機材にコメントも変わり得ますので島紀史氏の試奏環境を下記にご紹介。

1.ヘッド:Marshall VintageModern 2466(全キャビネット共通のセッティング)
2.ギター:シェクター製島シグネーチャーモデル
3.PU:シェクター製チキンシャック・シングルPU(出力のやや抑えられた仕様)
4.スピーカー・ケーブル:Ex-Pro SPXシリーズ
5.ギター・ケーブル:Ex-Pro FAシリーズ
6.エフェクター:適宜OD、DLなどもオンして試した

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