Dave Thomas氏による、「アジャイルは死んだ?」という インパクトのある記事です。

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まあ、クラウドもそうなんですが、アジャイルも10年程経ちますと、これでいいんだっけ?という振り返りの時期に入っていくんでしょうね、その振り返りをマニフェストを作った一人が提起しているということらしいです、はい。

Utah州のSnowbirdに集まった仲間と13年前に作った「アジャイルソフト開発のマニフェスト」について、Dave Thomas氏の非常にインパクトのある、でも逆説的なタイトル「アジャイルは死んだ(生きの長いアジリティ)」についてです。要は「アジャイル」とは何かを見直す時期に来たと言いたいようですね。



「その当時既に骸化していた80年代から90年代に流行った手法が蔓延していて、その手法をぶち壊すために開発者の心の支えとなってきた「アジャイルソフト開発のマニフェスト」は下記の4本柱からなる」と言います。

  • Individuals and Interactions over Processes and Tools
  • Working Software over Comprehensive Documentation
  • Customer Collaboration over Contract Negotiation
  • Responding to Change over Following a Plan

しかし、彼は言います。「そのアジャイルソフト開発のマニフェストは素晴らしい開発者の心の支えと信じているので、それで何か一儲けしようとかそういう気持ちはない」と。「今正にマニフェストを作った時にぶち壊したいと思った形骸化した状況が今「アジャイル」でも起こっているので、それを作った自分がまずは形骸化したから「アジャイルは死んだ」と言おう」と。



「そもそも「アジャイル」は形容詞なので、そこから正そうじゃないか。「アジャイル」という言葉がポピュラーになるとそれで何でも金になるという状況が最悪だと。それは「エコ」なんかもそうなんですが、何でもかんでも意味なく使うマーケット用語にもうなっていて、乱用すればするほどに意味がなくなってくる。もっというと、開発者へ悪い影響が出始めないかと非常に危惧している。」

ということで、「もうマーケット用語の「アジャイル」という言葉はやめ、初心に戻って心の支えとなった4つの柱に戻ってみる」と言っていますね。

正しい方へ進む
「4つの柱の左側のフレーズは理想を表現しています。アジリティを持ったソフト開発者は左の理想を好みます。しかし、コンサルタントは右側の「Processes」や「Tools」というフレーズを多用するように感じます。そしてホワイトボードに考えを書いたり付箋で考えを書き留めたりするよりは、「Processes」や「Tools」に関するワークプロダクトやそれをどうやって行うかの計画を数多く提案してきます。」

  • Individuals and Interactions over Processes and Tools
  • Working Software over Comprehensive Documentation
  • Customer Collaboration over Contract Negotiation
  • Responding to Change over Following a Plan

「もし、そういう状況だとすると「アジャイル」という言葉は腐敗し地に落ち始めている状況」になります。

基本に戻る
「アジリティ流の手法は下記のような感じですが、これはそれ以上でもそれ以下でもありません、基本」です。

What to do:
  • Find out where you are(自分の立ち位置を確認して)
  • Take a small step towards your goal(目標に向かって小さな一歩を踏み出し)
  • Adjust your understanding based on what you learned(学習したことに基づいて自分の理解を修正して)
  • Repeat(それを繰り返す)

How to do:
  • When faced with two of more alternatives that deliver roughly the same value, take the path that makes future change easier.(同じ価値のある複数の選択肢に直面したら、将来変更がより簡単になる選択肢を選ぶ)

「全てを包含するこの4つの項目と1つのプラクティスは、効果的なソフトウェア開発が何かを教えてくれる」といいます。「基本的なそのループの繰り返しはシンプルが故ほぼ永遠に使え、複雑で大きな案件でも解決できる」といいます。そう、「何をどのようにするかを伝える動詞、それこそが大原則」なんですね。もう「「アジャイル」という形容詞は捨てて、何をするかを語る動詞を使いましょう」と言っています。

「機敏(agility/アジリティ)」に開発しよう

  • アジャイルなプログラマーではなく、機敏にプログラムするプログラマーである
  • アジャイルなチームで仕事をしているのではなく、チームで機敏さを示す
  • アジャイルなツールを使うのではなく、自分の機敏さを強化するツールを使っている

そう、なんとか風という形容詞じゃなくて、実際に機敏に何をするのか?それを明確にすればいいんです、なるほど。これなら悪用はないかと。

翻ってみると、肩書きや役職だけで稼げるほど世の中甘くないでしょうね。でも経験はお金では買えないんですね、プライスレスです。これは稼ぐことができる唯一の力になります。

そして自分達の投資を保護しよう
重要なのは、一番大切なのはどう呼ぶかなんかじゃなくて、何をするのか、これに尽きます。で、より効果的には良さげな言葉もその行動に伴えば、よりよいコミュニケーションができます。

「アジャイル」という言葉は捨てて、「機敏さ(アジリティ)」を使い、我々の心の支えとして「機敏さ(アジリティ)」を今度は大切に保護して育みましょう。


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