HOME   »   海外  »  アメリカの若いリベラル派は国内政治の将来をどの考えているかの最新レポート2014
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ここ10年の間にアメリカ政治では今迄にないような各政党の支持基盤の変化がありまして、その1つに有権者の間ではっきりとした世代分裂が発生しているようですね。

そんなあちら米国の状況を解説する 2014年の最新レポートを、ちょっと今日のニューヨーク・マガジンの記事「A New Report Shows How Young Liberals Own the Future of American Politics(2014/3/8)」から紹介です。(ニューヨーク・マガジンの記事を書いたJonathan Chait氏も一個人として民主党を応援しているようで、恐らくは民主党の宣伝も含めたレポートだと思って話半分で読みましたが、ある面当たっているとも感じますね。)



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アメリカはご存知の通り一般人の支持が多い民主党と白人の支持が多い共和党の2大政党なんですが、そのうちリベラル派であるとされる民主党は、ここ2回大統領選挙でオバマ氏を送り出し米国の掌握に成功しています。そしてそれは詰まるところ若者の投票者の間での圧倒的な支持が、年長者の投票者の間で指示されている共和党の支持より、継続して世の中の多数派となっているという結論の報告になっています。

ピュー研究所(Pew Research Institute)によると、様々な世代のイデオロギーの違いについて調査する分野では有名な組織なんですが、その最新の調査でもやはり、同世代やミレニアム世代(2000年代に成人を迎える人々の世代)に投票をしたリベラル派の若者がどれくらい確実な基盤で、民主党の再選が続きそうかを示しました....


その分析にある表などがある意味客観的にそのストーリーを語ってくれています。最初の表は、これまで大統領選挙の歴史における当選した大統領への30歳未満と65歳以上の各投票率で、2000年位まではそれほど年齢はあまり重要ではなかったようです。

しかーし、2004年の選挙から世代での乖離が徐々に顕著になりはじめ、それが通常考えられる以上に広がったままであるのが分かりますね。


ピュー研究所(Pew Research Institute)によると、様々な世代のイデオロギーの食い違いについて調査するフィールドでは有名な機関なんですが、その最新の調査でもやはり、同世代やミレニアム世代(2000年代に成人を迎える人々の世代)に投票をしたリベラル派の若者がどれくらい確実な基盤で、民主党の再選が続きそうかを示しました。

この違いは何を意味するか? 単にブッシュ氏が大統領を務めた災難時代への単なる反動なのか、あるいは社会的にリベラル派が増加しているのか。確かにより若い投票者層は年長者層よりはるかにリベラルだとは思いますが。

その違いを測定する1つの方法として、政府の規模について総括的に質問をすることがいいそうですね。ここに一つの昔から知られた原理があります、アメリカ人というのは観念的には保守主義者(共和党?)であり、かつ運用的にはリベラル主義者であると。

保守主義者は抽象的にはより大きな(民主党の)政府に反発し、リベラル上に共和のラベルを貼ることに取り組んでいるものの、彼らは特定の政府プログラムについてはそんな概念的な立場の違いを超えて高いレベルで支援する傾向があるらしいんですね。(政治学者John Sidesは、昨日このずうずうしい現実を改めて記事にしたばかりです)

伝統的には、各党派のバランスが接近している場合さえ、自己申告した保守主義者は自己申告したリベラル主義者に2:1で数的には圧倒していますが。(もろ、民主党側の記事だと分かると思いますが....こういうところがアメリカ全体の分析を露骨に民主党がしちゃうのがあちらです)

これはミレニアム世代の考え方からくるもので、例えば次の表にあるように、他の世代の投票者とは異なりリベラルというラベルを貼ることはあまり好まず、保守的というよりはリベラル的と呼ぶのをミレニアム世代は好むようです。


ちなみに、英語だけではない用語解説です。一般にアメリカの世代交代は以下のように語られることが多いです。

アメリカの4つのジェネレーション/世代
  • Y世代/ミレニアム(Millennials):
    35歳位までの若い人々の世代(1982年以降に誕生/2000年代に成人を迎える世代)
  • X世代(Gen X):
    35歳~55歳位までのベビーブームの後の世代(1960~1977年に生まれた人々の世代)
  • ベビーブーム世代(Boomer):
    55~65歳位までのベビーブームの世代(1946~1965年に生まれた人々の世代)
  • 沈黙の世代(Silent):
    65歳位から上のリタイヤ後の世代(1946年の間に生まれた人々の世代)

同じような違いが、大きな政党(民主党)を好むか、小さな政党(共和党)を好むかという質問でも現れています。より歳をとった投票者の間では小さな政党を支持する人が多数で、当然というか若者の間では大きな政党を支持する人が多いという構成が説明できるようです:


ここの表の解説はどうも白人対白人以外という比較があるが、あまり結論が面白くないというか真意(結局白人が共和党を支持していて、民主党の支持は白人以外のヒスパニック系などに支えられている)は何となく分かるが、で(白人の共和党を支持する率が低下した問題がいいたいだけの)何が言いたいのかが分からない結論のみなので項目で整理するだけにします。

  • ミレニアム世代の白人が共和党を支持する率は、沈黙の世代より少ない問題
  • ミレニアム世代の白人が共和党を支持する率は、ほぼ民主党を支持する比と拮抗してくる問題
  • ミレニアム世代の白人が民主党を支持する比率は、ほぼ他の世代より多くなる問題
  • ミレニアム世代の白人がUniversal health insuranceを支持する比率は、沈黙の世代より圧倒的に多い問題

保守派の政治評論家 Sean Trende氏は、しかし共和党は白人からの投票率を増加させることで、白人以外の投票者からの投票を気にしなくても、与党として復活することができたはずとしているようです。そう、共和党はまだ充分に白人からの支援を得ていないとしています。

一方で、最も忠実な白人の投票者は歳を取り過ぎていてもう有権者として当てにはならないので、最も忠実な投票者はこれから有権者になりつつある世代としています。そして、この変化は目まぐるしいスピードで起こっています。ミレニアム世代の比率は、Nate Cohn氏によりれば、2012年に有権者の約18パーセントから2016年に有権者の約24パーセントまで上昇することが期待されているようです。

最後にあまりよく知られていなくて、重要なポイントが幾つかあります。まず共和党が勝ち始めている中間選挙に対しては、若者は中間選挙では投票しない傾向があり、さらに大統領側の党は一般に中間選挙では負ける傾向があるという点。

また、州別勝敗地図は構造上は(一部の都会のある州以外はみな年配の多い州なので?)共和党に有利で、また今年の上院選挙は共和党に圧倒的に親しみのある有利な地盤で行われる点。さらに、どの選挙でも比較的広域に渡った構造要因が不利であっても、それに逆らって各党はうまく選挙戦を勝ち抜くことができる点。

1970年代は民主党にとって不幸な10年間だったが、、ウォーターゲート事件(民主党本部があるワシントンD.C.のウォーターゲート・ビルに共和党が盗聴器を仕掛けようとした事件)があり1974年と1976年の選挙により民主党への支持の手助けとなった。

2016年11月8日に予定されている第45代アメリカ合衆国大統領選挙で不況や重要なスキャンダルがあれば共和党に選挙の行方を渡すことになるかもしれないが、それでも選挙の全体像としては社会的な政策と経済的な政策の両方でしっかりとリベラルの有権者は増えており、その傾向は共和党も結局認めざるをえない状況のようです。
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