Buffalo FXの「Ram's Head/ラムズ・ヘッド」は'77~'79年のあのアルバムのDavid Gilmourトーン♪

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もし、ビック・マフ/ Bigg Muffの「Ram's Head/ ラムズ・ヘッド」を数種類持っている人がいましたら、各々は微妙に違ったキャラクターを持っているのが分かると思います。それもそのはず、Electro-Harmonix社の「Ram's Head/ ラムズ・ヘッド」でも1873年に発売されたセカンド・バージョンは、巷では20位の異なった回路を使用しているとされています。

NAMM 2014: Buffalo FXから '90年初期のロシアン・マフを彷彿とさせる「Patriot」発売♪
ご存知!? David Gilmour氏のファンサイト Gilmourish.com
ご存知!? David Gilmour氏のファンサイト Gilmourish.com 2
BIG MUFF Pi RUSSIA HiFi/ David Gilmour Creamy MOD
Russian Muff 完璧トライアングル・ノブ化/HiFi/David Gilmour SW MOD

しかーし、オリジナルでは一貫して中域の落ち込み(いわゆるミッドカットであちら米国ではよくミッドレンジ・スクープと呼ばれる)が特徴で、これがライブなどではプレゼンスが暗いという印象になっていました。ということでこちらPremier Guitar誌のMatthew Holliman氏の記事「Buffalo FX Ram's Head Review」からBuffalo FX社の「Ram's Head/ ラムズ・ヘッド」のご紹介です。



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正確にマフを再現するには?
Buffalo FX社のSteve Painter氏が言うには、この特有の中域の落ち込み(ミッドカット)を追求することがまず彼の「Ram's Head/ ラムズ・ヘッド」クーロンの第一優先事項だそうで、確かに彼のNOS BC239Cトランジスタを使用した駆動ユニットはかなり認識できる位に中域の落ち込みがあり、トップエンドのヘッドルームが広がっています。この筐体内にあるコンポーネントは時期的にその当時のもの、つまり70年代に存在したものだそうです。


さらに「Buffalo FX Ram's Head/ ラムズ・ヘッド」はPainter氏の最近のファズ「Germanium」と同じ筐体を用いていて、非常に丁寧に作られたエフェクターで見た目も美しくしいですね♪ そして、まあ使っていれば直ぐ慣れるんですけど、ちょっと通常のエフェクターよりは高さがかなり高いようですがちゃんと理由があります。


その理由は、これを聞きますとマフ・マニアはPete Cornish氏の有名なクーロンを思い出すと思うのですが、まさにその通りで9V電池を出し入れしやすいようにするためにスペースを取ったためだそうです。これにより、中の配線やコネクターに煩わされることなく電池をエフェクター側面からスポッとBOX内に落とし込めばOKの楽チン設計なんですね。(もちろん、センターマイナスの9Vアダプターでも使用可能ですが)


オリジナルと同じの素直な設計で、制御系はsustain、level、toneとオリジナルのまま、入力/出力のジャックもトップ側にありまして、フットSWの上に小さな青色LEDですが電源インディケーターとしてあります。オリジナルと同じでホットしますね。

目立たないトーンとはお別れ?
オリジナルの「Ram's Head/ ラムズ・ヘッド」は1977年のアルバム「Animals」や1979年のアルバム「The Wall」のDavid Gilmourのトーンに非常に関係が深く、どうしてもGilmourの昔の機材である、ストラトキャスターにパワー管EL34が搭載されたOrange OR50を使用したい衝動に駆られてしまいますよね。

Pink Floyd - Another Brick In The Wall, Part 1 - Live, 1980


そうしまして、次にGilmourがしたようにLeadではちょっとアグレッシブなセティングにするためアンプのセッティングはクリーンの出力で、「Ram's Head/ ラムズ・ヘッド」をsustain maxで繋ぎ、その状態で「Dogs」にあるようなsustainのあるベンド奏法ではアンプのゲインを3時まで落としてやったりするんですよね。

まあ、でもこのsustain maxが良さげなのが実感できるのは、例えばこれをハムバッカーのLes PaulあるいはSGに切り替えて、一音を延ばしてわずかなトーンのゆれをつけてやる Black Sabbath「Vol. 4」でのTony IommiのLeadトーンだとぴったりですよね。そして激歪みであれば面倒なフィードバックを掛けることなく、メタル系のソロにザラザラした鋭さを足すこともできますね。

Black Sabbath - Snowblind live 1978


フルなバンド構成だと、このBuffalo FX社の「Ram's Head/ ラムズ・ヘッド」には意外な新事実がありまして、通常はバンドでマフのトーンを響かせるために時々必要な余分なオーバードライブやEQペダルが必要ないということらしいです。Painter氏の「Ram's Head/ ラムズ・ヘッド」はバンドの音に埋もれない充分な鋭い切れ味がありまして、もう予備の出力は必要ありませんね。

例えば、暗めの、リバーヴだらけの Fender Twin Reverbに繋いだとしても、このPainter氏の「Ram's Head/ ラムズ・ヘッド」ならleadでもRiffでも簡単にその存在が分かるってことです。実際に、ブラインドテストでオリジナルと比較してもPainter氏の改造は明るく聞こえると言うことらしいです。また、Painter氏のはわずかに明瞭で、中域での透明感も良いということ結果だったとも報告されているようです。

Premier Guitarの評価
Premier Guitarとしては2回目のレビューとなるBuffalo FXのファズだそうですが、Steve Painter氏のハンドワイヤー、組み立て、試験、スクリーン印刷、そして何より彼の熱心さに期待は高いようですね。Buffalo FX社の「Ram's Head/ ラムズ・ヘッド」に中域のプレゼンスを加えることで、本来のマフの良さを犠牲にすることなく回路に高い汎用性を備えさせているようです。さらに、シングルコイルだろうがハムバッカーだろうが、アメリカン・スタイルのアンプだろうがブリティッシュ・スタイルのアンプだろうが、この「Ram's Head/ ラムズ・ヘッド」に合わない機材を探すことが難しい位に色々な機材で良さげにチューンされています。


Ram's Head Nos BC239c Big Muff


Buffalo Ram's Head NOS BC239c review

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