![]() さてさて、ベンチマークツール/アプリはだいたい下記の5つが有名です(さらにオマケで1つはブラウザベースのテストをご紹介)。その各アプリの詳細・特徴と、気になる新機種のベンチマーク結果リストをご紹介です Android携帯のベンチマークアプリ BEST5
AnTuTuの公式サイトはXiaomi Phone 2がNo.1(2013/3/9現在)としていますが、他のベンチマークを見るとだいたいは PadFone2がNo.1と感じます。何かベンチマークでは表しきれていない何かがあるようです。 例えば、トータルスコアのみでは分かりませんがスコアを各項目に分解すると Xiaomi2はCPU性能/メモリ性能は徹底して高いのですが、その他は工夫がありません。 ![]() 事実、下記の動画を見てもらうと分かりますが、トータル的に見てハードの性能を引き出し切れていないのか、皆さんご存知の Asphalt7が Lenovo K860より実際にはかなり遅いです(動画の0:55"からが注目)。 Lenovo K860(左) VS Xiaomi Mi2(右) 例えばXiaomi MI2は、3D性能は平凡なため Asphalt7を起動すると歴然とした差となって見劣りします。そう今部品は中国の会社でもお金があれば、Qualcomm社の最新CPUと他社より倍のメモリDDR2 2Gを搭載できる時代なんですね。 ![]() 後は、これをシステムとしてどう組み上げるか、最高のハードウェアを引き出せるソフトウェア、ファームウェアの時代なんです。ハードは確かに大切ですし中心となりますが、システムやソフト・ファームもないとグローバルでは日本は生き残っていけない時代であることに早く気づく必要があると、この中国製 Xiaomi2を見ると感じます。 別の言葉で言うと、そもそも何が速くて何が遅いかは、使いたい目的で要求される性能要件も違いますので、目的に応じたやりたいことがトータルで早く終わるシステムとしての性能が必要です。例えば難しい数値シミュレーションだと兎に角数値演算をブンブン飛ばす必要がありますのでCPUの演算性能が効いてきますが、ファイルコピーのような単純な処理が主のデーターベースですとCPUの演算以外のI/O性能が大きく効いてきます。
実際、昔からベンチマークの基準としてSPECが提示する基準がありましたが、近年は整数演算や浮動小数点演算の処理性能を表した基準以外に、 Webサーバ処理、Java アプリケーションの処理性能なども基準として追加されてきています。 Android携帯のベンチマーク Ranking
Vellamo Mobile Web Browser Comparison for Android Samsung Galaxy S3 Benchmarks (Quadrant & AnTuTu) Geekbench Performance Results iPhone 5, 4S, 4 & iPad 3 |
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