Hughes & Kettner HUK-WF Warp 新Factor WARPX化 MOD

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ご存知、Hughes & Kettner社のWarp Factorです。割とキメ細かい感じで歪むディストーションのようで、ミッドレンジを可変するWarp(トーンノブ)により重低音のヘビィ・ロックから、高速リフを多用するヘビィ・メタルまで幅広く対応できるというキャッチコピーですね♪

まあでも、Hughes& KettnerのWARPと言えば、現行製品にあるチューブ仕様のWARPX
 


ですが、クリーンチャンネルはこれが欲しいです、はい。TRIAMP MKII


で、このエフェクターはそのWarp X(や大昔あったハーフスタック型のソリッドヘッドアンプWarp7)にあるワープ・ドライブを基にした過激な重低音サウンドを再現したとするエフェクターという振れ込みだったんですよ。

で、もともとのこのエフェクターの音はというと、あのWARP Xの歪み・重低音はやっぱりこれ一つだと。。。。。。何も言いませんが、まあ早い話として改造して初めて使ってみようかなって感じで色々調べてみますと、ありましたMOD内容が色々と。ということで、改造やってみましたのでご紹介します。

まず、中低音を中心に気持ちよく膨らませ、歪みも正直物足りなかったので、ゲインはプレアンプ部でゲインを稼ぐとともに、歪みの質をクリッピングで変更し、抜群の抜けをよくしつつ、ノブも効きもイマ三くらい微妙なので可変領域も広めに取れるようにしました。ノイズはもともと割と大きめなのですが、元々よりは若干低くなったかな?程度の感じですが、このMODで何とか良さげな音になりました!(是非、ノーマルのWarp Factorと比較してください!)

ふぉ~、やっぱりクリッピングはLED+1N4001系にして正解!歪むんだけど音が前に抜けてくれる、太い!で、リフ弾いても中低域にかけて1弦1弦潰れずに表現できてるとか、高域もソロでハイフレまでかけ上がっていっても高域もちゃんと中低域から埋もれず出てくる、あのいい感じといい、良さげなので今回MOD内容をご紹介します。



MOD内容:

①プレアンプ(NE5532)部のゲイン増加(キャパシタ定数をより小さい値に変更)
-> 本来のゲインより上げるとともに、従来の広い周波数帯域から音への寄与の少ないプレゼンスを超える周波数(10kHz)をカットするバンド・フィルタにすることで美味しいところは残して耳障りなノイズは極力排除しました。

②ゲイン部のクリッピング変更 2x1n4148を1n4001とLEDの対称性クリッピングへ
  (ゲイン回路のオペアンプにあるオーバードライブ的なクリッピングを変更)
-> よりダイナミックレンジが広がり、暖かみがありつつも、ピッキングへのレスポンスも改善

③トーン部(WARPノブ部)周辺の抵抗やキャパシタの定数変更
(および、オリジナルの抵抗にパラにキャパを並列に接続等々)
-> 美味しい中域をさらに追加しつつ、バランスも考え中高域も増やしてます。また、その先の抵抗を下げてやることでトーン部の効きをよくしてやり可変領域はかなり増えてます。音作りがし易くなりました。

④SUB部回路(バス強化回路)周りのの抵抗やキャパシタの定数変更
-> これもバランスを考えて、低域~中低域~中域まで増やしてます。


⑤(オプション)電源関連の2200uf/25V耐圧のチューブラ型4発を変更予定
(独Roedersteinか、独Spragueか、蘭Philpsかに変更)
-> もう少し中低域が締まってくれると期待しています。但し、サイズ的に合うものが現状ない。

⑥(オプション)オペアンプもHi Fi化
NE5532を1基、MC33078を2基、BB社のOPA2134等へ変更。
-> さすがBurr Brown! 高域の艶やかさが増し、しかも美味しい中域はより深みを増しています。これは高価なオプションですがお薦めです。




それにしても、これ2200uf/25V耐圧のチューブラ型4発も搭載してますね、エフェクター如きでまずはあり得ない定数です。センスあるのかないのか分かりませんね、電源を重視しているのでしょうけど。。。。エフェクターの回路設計者としては?と思います。(アンプ設計では実績はあるけど、またエフェクターでは違うセンスが要ります。)

現在目下、12V電源系回路にあるこの2200ufのチューブラ型電解コン4発を数千円位かけて、独Roedersteinか、独Spragueか、蘭Philpsかに変更、オペアンプもこれまた数千円位かけてNE5532も、MC33078もBB社のOPA2134か、OPA2604へ変更予定です。これで、もう少し低域~中低域が締まってくれるとともに、中域の美味しいところテンコ盛りにしてさらに良さげなMODとして期待しています。これが出来たら余分に作ってまた放出します♪

(どうも回路的には最初に多段のデュアル・オペアンプ(プレアンプ的なNE5532->ゲイン回路のMC33078)で歪ませ、それからトーン用のデュアル・オペアンプ(->MC33078)を通り、最後にSUB用のクォドラ・オペアンプ(->MC33079)の計4つのICを使っているようです)。

Hughes & Kettner社のWarp Factoあれこれ:

制御パネルには、ノブが3つ(左からGAIN、WARP、LEVEL)とSUBスイッチを装備しています。GAIN、LEVELはまあ分かるとして、WARPノブはミッドレンジのトーン・キャラクターを設定するようです。(左の0の位置に振り切ると、250Hzのローミッド~1kHzのハイミッドまでをブーストします。反対に、右に振り切ると、500Hzのミッドをカットして3kHzのプレゼンスを僅かにブーストするようです。)

SUBは、90Hzのローエンドをブーストするようです。スイッチを押してLEDが消えていればONの状態のようです。

それと、これACアダプター(13V)でのみ動作です。ですのでBOSS等の9VではLEDさえ点かないですので、このアダプタは必要です。ないなら純正のアタプタ(か、あくまでもご自分の責任でですが出力が13VAC, 700mA用アダプタ)を購入しなくてはいけませんね。

【免責条項】
当ブログに記載している記事によって生じた不具合には一切の責任を負いません
何卒ご自身の自己責任で改造の程宜しくお願いします。

【Disclaimer】
Would you please proceed this modification at your own risk, becasue I am not responsible if your pedal does not function after the modification. Do not proceed it if you think that you are not capable of performing these mods enough, since soldering and replacement of small components are involved.


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COMMENT 1

けたまん  2010, 04. 20 [Tue] 21:55

Re: こんばんは!

下記の点が確認できないので、済みませんがこちらでは分かりません。

Hughes& Kettner Warp Factorの電源仕様は13V 700mA仕様です。

GuyatoneのPower Gang AC-106は9Vか18Vの仕様ですので、
Warp Factorに18V電源供給した場合にはキャパシタの耐圧
が問題ないか心配です。

仮に耐圧があったとしても供給電流が700mAもあるかどうかも
不明です。

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