富士通の最速スパコン「京」輸出へ 資源開発・医療に活用 がんばれニッポン♪

さてさて、台湾生まれの蓮舫さんには日本の良さは分からないのでしょうし、間違った決断をされたあなたこそが仕分けされる番ですかね?ということで、日経新聞からMade in Japanとしては久々に嬉しいニュースです。がんばれニッポン♪

その後のフォローアップ

理研へ864筐体全ての据え付けが済んだ時点で、実行効率が93.0%から93.2%に改善された。また、競合ライバルの米IBM社が「Blue Waters」プロジェクトから2011年8月撤退。

2011年11月12~18日に米国シアトルで開かれる国際会議SC11でもランキング1位は安泰との予想。

理研のスーパーコンピュータ「京」、演算速度が毎秒1京回に
スパコン「京」、目標の10PFLOPSを達成---実行効率は93.2%に

ちなみに富士通は、ソニーやSamsungと違い タブレットPCも iPadそっくりではいところに好感が持てます。外から見るとお堅いガチガイに真面目な集団という感じかな。

政府は新興・資源国を対象に、計算能力で世界首位のスーパーコンピューター「京(けい)」の輸出に乗り出す。まずサウジアラビアやブラジルなど5力国・地域と交渉を進め、向こう5年間で2000億円の受注獲得を目指す。(※サウジ、ブラジル、オーストラリア、シンガポール、台湾)

高度なシミュレーション技術が必要な資源開発や最先端医療の分野でスパコンの活用を提案。新興・資源国との関係を強め、日本企業の進出やエネルギーの安定確保を狙う。(京は3面「きょうのことば」参照)

 

図2 SPARC64 VIIIfxのコア 上下に黒く写っている部分は命令・データ共用の二次キャシュメモリ(合計5Mバイト)。その左右にコアが4個ずつ縦に並ぶ(そのうち1つを白わくで示した)。メモリコントローラーも配置されている。
 

トップ5には、日本2つ、中国2つ、米国1つと、ここ最近の世界情勢をある意味反映してるのでしょうかね?

LINPACKのベンチマークTop500 (2011/06)
  • 1位 「京」(日本 富士通、8.162ペタFLOPS、今回1位)
  • 2位 「天河1A号」(中国 NUDT、2.566ペタFLOPS、前回1位)
  • 3位 「Jaguar」(米国 Cray、1.759ペタFLOPS)
  • 4位 「星雲」(中国 曙光、1.271ペタFLOPS)
  • 5位 「TSUBAME 2.0」(日本 NEC/HP、1.192ペタFLOPS)
  • 6位 「CIELO」(米国 Cray、1.110ペタFLOPS)
  • 7位 「Pleiades」 (米国 SGI、1.088ペタFLOPS)
  • 8位 「Hopper」 (米国 Cray、1.054ペタFLOPS)
  • 9位 「TERA-100」 (仏 Bull SA、1.050ペタFLOPS)
  • 10位 「ROADRUNNER」 (米国 IBM、1.042ペタFLOPS)
※NUDT=National Uiversity of Defense Technology(国防科学技術大学)

まあ、2年前に1位だったのは現在10位の「Roadrunner」ですから(Top500 2009/6)、入れ替わりはかなり頻繁に行われるとは思いますが、それにしても今回はちょっと桁数が違いすぎますので当分安泰でしょうか?

しかし、RoadrunnerのベンダーであるIBMも2012年に米エネルギー省アルゴンヌ国立研究所に納入する次世代スーパーコンピュータシステムBlue Gene/Qで 10ペタFLOPSを狙っているとかいないとか、こちらはちょっと完成が遅延しているようです。
経済産業省はまずサウジ、ブラジル、オーストラリア、シンガポール、台湾の5力国・地域を対象に京の売り込みを進める。

スパコンの演算能力を必要とする最先端技術の導入を目指しているうえ、資金力もあると判断した。枝野幸男経産相の10日のサウジ訪問の機会をとらえ、王立大学での研究などに活用するようサウジに提案する。

スパコンの演算能力を活用できるのは資源開発やバイオ・医療といった分野。例えば深海底での資源の試掘は通常なら巨額の費用がかかるが、人工的に作った揺れの波長をスパコンで分析すれば効率的に資源を探査できる。

新車開発での衝突実験や新薬開発でも、シミュレーションが欠かせない。スパコンを使えば開発の時間を短縮でき、コストを抑えられる。

新興・資源国への京の輸出では、まず政府間で産業・技術の協力協定を締結。京の開発にあたった富士通などの日本企業が現地企業や研究機関と共同でスパコンの活用を検討する。日本からの専門調査団も派遣する。

新興・資源国にはその用途に応じて、富士通が京の技術を使った輸出用スパコンを開発。価格を抑え、技術流出などにも備える。

機器本体に加え、資源開発などのシミュレーションソフトや運営・保守といったシステムも一体で販売する。製品を単品で売却するのではなくシステムとして輸出し、中長期的な収益の確保を目指す。

京をベースにしたスパコンの輸出実績はまだない。政府は2012年度中に第1号の受注を獲得する計画。成長戦略と位置付けるインフラ輸出の一環として官民協力で売り込みを進める。

政府は調査費を補助するほか、受注後は国際協力銀行 (JBIC)の融資や貿易保険などを通じて金融面からも後押しする。新興・資源国にはスパコンを有償提供する見返りに、資源の安定供給や日本企業の海外展開への協力も求める考え。

もともと富士通やNECなど日本製スパコンの国際競争力は高く、1980~90年代には輸出も積極展開していた。

最近では軍事や資源開発を中心に米国製が主流になっているが、京の演算能力が世界首位となったことで日本製の次世代スパコンに対する各国・地域の関心が高まっている。

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