海水注入をめぐる発言や動き ~ Reagan元大統領の名言 「信じよ、ただし確認せよ」~



震災直後から東京電力の危機管理対応の無さから、3/15に首相の肝いりで政府と東京電力の統合対策室を設置したはずでした。しかしそれから2か月以上経っても、依然情報共有やチェック体制が全く機能していないことは明白のようです。

野党の海水注入中断追及から始まった海水注入問題(福島第1原発の1号機で事故後に海水注入が55分間中断していたため再臨界のような大惨事になる可能性があったとされる問題)では関係者の発言が2転3転しており、現場を無視した架空の状況把握が今なお当たり前に起こっていまして、恥ずかしい限りです。

どうも今の所の状況としては、「本店に盾突く困ったやつ」とされ指揮から外された福島第一原発の吉田昌郎所長が独自の判断で注入を継続していたということらしいですが。

そう言えば、昔何処かの国のロナルド レーガン元大統領は素晴らしい名言を言っています、「信じよ、ただし確認せよ」と。まあ、東京電力はなおもこの期に及んでまで事実ではなく、政府の顔色を見ながら都合の良い報告しかしないという状況が浮き彫りになっていますから、今後とも「疑え、さらに確認せよ」と言ったところでしょうねぇ。

原発内の最新映像を撮影した青山繁晴氏が映像を解説


海水注入をめぐる発言や動き
東京電力
政府・官邸
原子力安全委員会
(班目春樹委員長)
5

21
「官邸で再臨界の危険性の議論が続いているため、政府判断が必要と思い、東京電力緊急時対策本部の判断で海水注入を中断した」
(松本純一・原子力立地本部長代理)
政府・東京電力統合対策室が海水注入の一時中断を認める「事実関係」を公表

「班目委員長が、海水注入した場合再臨界の危険性があると意見を述べ、それを基に政府が再臨界防止策の検討に入った」
(細野首相補佐官)
「再臨界の危険性があるとは言っていない」
対策室の発表否定
5

22
「班目委員長は首相から再臨界の可能性について問われ、可能性はゼロではないとの回答をした」
班目原子力安全委員長の発言を訂正
5

23

24
「海水注入や中断の直接の報告はなかった。注水を止めたことは全くない」
(参院東日本震災復興特別委員会で、管首相らが中断指示を否定)
「再臨界の可能性はゼロではないと申し上げた。水を入れることは続けてくださいとずっと言っていた」(同委員会で)
5

26
「吉田所長の判断で注水継続していた」
武藤副社長らが発表
枝野官房長官が注入継続の報告を受け、細野補佐官が吉田所長に電話で事実関係を確認 「海水注入の中断がなかったのなら私はいったいなんだったのか」
会見で不快感を表明

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