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はい、今日はOzzy Osbourneの元ギタリストにちなんだエフェクター弾き較べをこちらThe King Toneの「Randy Rhoads vs. Zakk Wylde – Pedal Shoot-Out」よりご紹介します♪ ギタリストであれば誰もが興味あります、MXR Distortion+ Pedal (by Randy Rhoads)に対しまして、MXR Wylde Overdrive Pedal (by Zakk Wylde)です。

MXR Distortion Plus Mod のあれこれ (1)
BOSS SD-1 Zakk Wylde ZW-44化 MOD
Randy Rhoads、Carzy Train、そして機材について
MXR ZW-44 MOD Zakk Wylde Model
MXR Distortion+ Clone (Landgraff定数化)+3WayクリップピングSW

ちょっと補足しますと、Randy Rhoadsがその昔使用していたアンプがPlexi系のMarshallアンプでしてZakk Wyldeが使用していたJCM800よりはずっとゲインがないタイプでした。えっ?Randyのアンプは改造されてたって?お詳しい方は確かにそうですがずっと昔のアンプですよ?如何に改造しようとも現代のようなハイゲンではなく、ミドルゲイン程度ですよ、その改造されたアンプでも。

だからこそ、Randy Rhoads氏はアンプだけでは限界を感じたのでこのMXR Distortion+をわざわざ噛ませたんじゃないですか?一方、Zakk Wylde氏はJCM800を使っていたので事情は違うようです。彼が使ったZW-44はオーバードライブでして、いわばブーストをする程度の使い方だったんじゃないかと思うような感じです(実際彼のZW-44はBOSS SD-1とほぼ同じ回路構成になっており、そのセッティング自体も確かにブーストのセッティングでした)。

まあ、そういう違いも踏まえつつ、どっちがいい悪いではなく、各ギタリストはどういう思いでこういう使い方をしたのか?を思いはせて頂くと同時に、俺ならどっちの考え方が向いているのか?ディストーション派かオーバードライブ派か考えてみて下さい~アディオス♪

Randy Rhoads vs. Zakk Wylde - Shoot-Out b/t MXR Distortion+ and Wylde


Zakk Wylde Vs. Randy Rhoads


Crazy vs. Crazy!!! ZAKK WYLDE vs. RANDY RHOADS
これまでいろいろな「xxxx MODのあれこれ」ご紹介してきました♪今回で取りあえず本シリーズはしばらくはないかもしれませんが、再度Premium GuitarのBrian Wampler氏の記事になります。エフェクターはディストーションの元祖というべきMXR Distortion+で、より大音量かつ良さげなMODです♪

「BOSS DS-1 MODのいろいろ(1)」
「BOSS DS-1 MODのいろいろ(2)」
「BOSS DS-1 MODのいろいろ(3)」
「最新 Electro-Harmonix Russian Big Muff Pi MOD (1)」
「最新 Electro-Harmonix Russian Big Muff Pi MOD (2)」
「BOSS BD-2 MODのいろいろ(1)」
「BOSS BD-2 MODのいろいろ(2)」

大昔は、MXR Distortion+が現れる迄は長い間ディストーションは今よりもずっと限られていました。その当時の70年代後半にMXRはシンプルかつ、ハードなクリッピング機材を「Distortion+」としてリリースしました。特にRandy Rhoads氏はさらなる歪みを求めるためこの「MXR Distortion+」を使っていますが、その一方で、この「MXR Distortion+」がRandy氏のトーンの鍵とするような間違った噂も広まってしまいました(厳密に言うと彼は彼のアンプも改造していましたので)。

で、実はいろんなバージョンの回路がありますので、ちょっとそこら辺からお話を始めたいと思います。そして色々な「あれこれ」のMODがこの「MXR Distortion+」では考えられていますです。

こちらがノーマルな回路になります:


プラグから入った信号は、まずキャパシタC1,C2に入ります。このキャパシタC1はローパス・フィルタになっていてクリッピングする前にハイをGNDに逃がします。キャパシタC2は主にミッド~ハイをクリッピング部に通過させて送り出します。 抵抗R1は一部オペアンプに入るのを制限し、抵抗R5はそのオペアンプのバイアスを決めます。

抵抗R4、キャパシタC3、抵抗R2, R3は、こちら「エフェクタの回路設計について(2) 更新」にあるように、昔からあるオペアンプでの非反転によるブースト&クリッピングを用いた周波数およびゲインの制御を行うものになります。抵抗R3はゲインコントロールのためにあると同時に、設定に応じトーンも変えることができます。これは同時にオペアンプの周波数レスポンスを変えるためですね。

ちなみに、このゲインコントロールによると最大のゲインでは723Hz以上の周波数のみをクリップすることになります。これが何故ゲインを上げると(中域の一番肝心な)音の厚みが減るのかの理由になっています。また逆に、ずっと小さな最小のゲインでは(3.4Hz以上の)ほぼ全ての周波数をブーストおよびクリップすることになります。これもまた何故ゲインが低い時に曇っていてクリアでないのかの理由になっています。

その理由がどうしてかをもう少し深く理解するためには、ここ「グラフィックEQの周波数の計算方法について」に書かれた下記の周波数帯域の説明と見比べて自分で考えてみて下さい。

~50Hz 低音の振動に近い帯域。ほとんど耳には聞こえないが、下げすぎると迫力に欠け、上げすぎると圧迫感が出る。
50Hz~80Hz 音に重みを出す帯域。強すぎると透明度がなくなる。
80Hz~250Hz 低音の輪郭を出す帯域。下げすぎると低音がぼやけてしまう。
250Hz~500KHz 中音域の安定感を担う帯域。下げすぎると薄っぺらな印象を与えてしまう。
500Hz~800Hz 中音域のアタック間を出す帯域。音域のほぼ中心で芯になる。
800Hz~5KHz 中音域の高いアタック間を出す帯域。人間が一番聞き取りやすく、下げすぎるとシャープさを失う。
5KHz~10KHz 金属的なシャリシャリ感を出す帯域。下げすぎると鮮やかさを失う。
10KHz~ 華やかさを出すのに必要な帯域。ほとんど耳には聞こえないので、少なめでもあまり不自然さを感じない。

ブーストされた信号は、キャパシタC4、そして抵抗R6を通って通り抜け出て行きます。そしてダイオードD1, D2はハードクリッピングの方法を用いてクリップしながら、キャパシタC5はR6の組み合わせでローパスフィルターとして15.9kHz以上を6db程(人間の耳にはそれ程には分からないレベルですが)フィルタリングしていきます。

というのも、ここでのフィルタリングの目的は実は奇数倍音の余計なトーンやノイズの一部を減らすためだからなんです♪ここでももう少し工夫して、C5を0.0022ufと100kΩポットの直列接続にしてやるとトーン制御としてかなり良さげなトーンコントロール部になります♪

ダイオードD1, D2は1n34a型のゲルマダイオードでした(その当時は)。これによりファズっぽいコンプレッション感のあるトーンとなり、クリッピングされてしまうと音量はそれ程大きいものとはなりませんでした。で、その後は10kΩポット(ボーリューム・ポット)を介して出力されていきます。DODのOD250やYJM308の回路はほぼこの「MXR Distortion+」と同じものになりますが、これらDODにも本MODは同様に適用可能です。

こちらが、MXR Distortion+でお薦めのMOD内容:
  • C2(0.001uf)にSPSTスイッチを介して0.01ufをパラ接続します。このスイッチにより、コンプレッション・モードの機能をつけます。
    コンプレッション大/小、または滑らか/抜けのよい的なトーンとなります。もっと効きをよくするためには0.01ufを0.047uf位にしてもいいかも。

  • C3(0.22uf)にSPSTスイッチを介して0.33ufをパラ接続します。このスイッチにより、バス・モードの機能をつけます。

  • 抵抗R2, キャパシタC3を1kΩ/0.22ufへ。これによりハイゲインの周波数レスポンスは維持したまま、さらにゲインを増すことができるようになります。

  • 抵抗R4を1MΩポット(Aカーブ/オーディオ・テーパー)へ。これによりゲイン調節により良さげなレスポンスのポイントを探すことができます。

  • 抵抗R4にSPSTスイッチを介してダイオードをパラ接続します。例えば、ダイオード1n34a+1n4001の直列接続ペアを接続した例を紹介しています。

  • ダイオードD1, D2をダイオード1n34a+1n4001の直列接続ペアへ変更。これによりより出力ボーリュームが上がると同時に、ダイナミックスも改善されます。

  • キャパシタC5を0.0022uf+1MΩポット(Aカーブ/オーディオ・テーパー)の直列接続へ。これによりトーンを制御できます。

※1n34aはトレブリー過ぎるため、その後のスレッドでは1n100か1n270を使うのが吉とありました。

こちらが、MXR Distortion+ MODの回路:


本MODはより音量がアップすると同時に、太っとい、良さげなディストーションorオーバードライブ・サウンドになります。ただ、全てのMOD内容が必要ではないので自分が必要か、必要でないか試しながら自分用のMODを取捨選択してみてくださいね♪(私個人的には全てのMODはやり過ぎ(too much)なので個人の嗜好に是非あわせて「あれこれ」考えてくださいね♪)
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この作品は、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスの下でライセンスされています。

MXR Distortion+ Clone (Landgraff定数化)+3WayクリップピングSWになります。オペアンプ周りのキャパシタ、抵抗をLandgraff定数の数値に置き換えたMODになります。

mxr_distortion_plus_clone_01.jpg

抵抗は全て金属皮膜抵抗、キャパシタはPanasonic社 ECQ-VまたはAVX社メタライズドフィルムを使用(セラコンは別)。オペアンプもオリジナルと同じLM741を使用、またお約束の高輝度青色LEDへも変更しました。

MOD内容:

①一部の必要なキャパシタ、抵抗のLandgraff定数化
(2x金属皮膜抵抗(高精度+/-1%)へ、1x AVX社 メタライズドフィルムへ変更)

②オペアンプLM741、最終段のクリッピング・ダイオード1N34aはビンテージ同等へ

③クリッピング3way化
左:Clay Jones OverdriveよろしくLEDの対称クリッピングモード(Turboモード)
中央:クリッピングキャンセルモード(DBモード)
右:オリジナル相当のゲルマダイオード1n34aによる非対称クリッピング
特にDBモードは抜けが違います、またTurboモードはゲインが上がった感覚があるものの
抜けは通常のモードより優れています。恐らくこの2モードを多用すると思います。

④高輝度青色LEDへの交換

mxr_distortion_plus_clone_02.jpg
(途中まで作りかけのものを頂いたので、この配線は私がやったのではないです。一応言い訳します。。。基板はこちらでやりました。年末で何かと忙しいもので特に問題はない配線までやり直す時間が。。。。でも音は思ったより良いですよ!後ですね~色々定数弄ってみましたが、マージンが狭い狭い。やはりBOSS何かは安定していますね。皆さん、まずはBOSSのMODから入ると余計な問題も発生せず、よいですよ。特にハイゲイン系は発振とかありますから気をつけましょうね。)

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