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こちら「BOSS BD-2 MOD あれこれ (1)」からの続きです。

では続きということで、そのハイパス、ローパス(R26,C17,C19)の後段はオールドフェンダーのFender Tweed Princetonのものと非常に似ているほぼ標準的なトーンコントロール部(VR2)に入っていきます。このトーンコントロール部(VR2)は、トーンノブを上げるとハイパス・フィルタとして働き、トーンノブを下げるとローパス・フィルタとして働きます。なのでトーンを上げてハイを増やすと、トーンを半分位上げた付近からそれと同時に低域のいわゆるボトムエンドを失っていることになっています。

ですので、キャパシタC100の定数を変えることで、(トーンを上げることで)どの高域からフィルタリングされるかを変えられることが理解できますし、逆にGNDに繋がるキャパシタC101の定数を変えることで、(トーンを下げることで)どの帯域から(低域から)フィルタリングされるかを変えられることが理解できます。で、ボリューム・コントロール-->次の(ICのオペアンプTL071を用いた)EQステージにという風にこの後は進んでいきます。


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そのボリューム・コントロールで適切な音量に制御された後には、いよいよ120Hz位からの低域を6dBほどブーストする(ICのオペアンプTL071を用いた)擬似的なインダクターがあります。このステージにもダイオード(D1 and D3)はあるものの、オーバードライブ回路やディストーション回路のダイオードほどクリッピングはしません。というのも、ここでのダイオードの役目はむしろ非常に大きな、きつい信号がオペアンプTL071に入ってくるのを防止するためと、若干信号をフィルタリングすることでローインピーダンスの信号を出力するのを助けるためだからのようです。

ですから、ここのダイオードを変更することは若干違ったニュアンスを与えるくらいしかありませんが、LEDにすることでよりコンプレッショ感を和らげることができたり、Geダイオードにすることでよりコンプレッショ感を高め、同時に若干高域をフィルターして和らげることができたりしますかね♪言い換えると、これらによりクリッピングを若干変えて倍音成分の程度を変えていることになります。

もしここでのEQをちょっと弄りたくなったら、いくつかの方法がありますね♪まずこのオペアンプTL071部分にあるキャップC9C16(恐らくC18)、あるいは抵抗R21(恐らく回路図中C8の上にあるR=1.2kΩ)を変えることができます。このキャップの定数変更で非常に多くの周波数特性の変更ができます。抵抗値を増やせば、当然周波数特性は低域にシフトし、抵抗値を減らせば周波数特性は高域にシフトしていきます。ここもトリムポット5kで色々遊べますよ♪

で、これで最後ですね~最後のスイッチング部に進み、出力バッファーになりますが、ここでもバイパスするために3つもディスクリートバッファー(FETs)が使われていますね。

これが今回の表題のあれこれです。こちら「BOSS DS-1 MOD あれこれ(1)」でもいいましたが、やはり周波数特性は各自の嗜好が如実に反映され十人十色な部分ですね。じゃあ、お薦めは何?という人のために若干MOD/改造内容をちょっとご紹介します。ここで一番お薦めしている内容は、数箇所の変更という非常に簡単な変更で済むこともあり「Brent Mason MOD」のようです。ここでは、さらにもう少し改良した内容(より太っとく、心地よい感じで、特にローゲイン~ミッドゲインにおいて絶品な仕上げ)になっています。

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BD-2 Brent Mason MOD +α
位置変更
C140.1uf
C170.01uf
C190.01uf
C101
(トーンコントロール部の裏にある)
0.047uf
D9LEDと0.001ufをパラ接続
D10LED
D3LED



もう一つの人気のあるMOD/改造「TWEED MOD」で、オールドフェンダー・アンプ風のあのTWEEDトーンぽいトーン設計になっています。

BD-2 (FENDER) TWEED MOD
位置変更
C220.15uf
C101
(トーンコントロール部の裏にある)
0.1uf
D1Geダイオード1n34a
D3Geダイオード1n34a+
Siダイオード1n4001の直列接続
D7Geダイオード1n34a+
Siダイオード1n4001の直列接続
D8, D10Geダイオード1n34a

Brian Wampler氏のサイトはこちら:wamplerpedals.com
こちらのIndyGuitarist Custom Effectsも主催しています。
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  さて今日はTube Screamerと引けを取らない位今最も人気のあるBD-2のお話しです♪誰しもが一度は弾いたことがあると思いますが、これはこれで買ってきたままでもまあまあというか、結構使えますよね~

ただ、やはり欲を言えばもう少し音的に厚みがあり、反応もよく、ダイナミックスがあればということですかね?ある方は高域の帯域が豊富と感じると思いませんかね?特にシングルコイルのストラトなんかで、クリーンなFenderタイプのアンプで弾くと、明るめないい感じの音が出てくれるますよね~そういう観点でちょっとMOD/改造してみましょうね♪

こちらもお馴染みPremier Guitarの2008年の割と新し目のご存知Brian Wampler氏の記事「Boss BD-2 Mods」ですが、今回も皆さんが知りたい何故こういうMOD/改造になるか?的なエッセンスをギュッと濃縮してご紹介します♪ご自分の知識に照らし合わせて、ざっとでも、じっくりでも見てみて下さいね~結構私も読んで得るところが非常にある内容と思っています♪
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回路
いつものように、MOD/改造に入る前に、少し回路がどうなっているか見てみませんか?回路図を見てみますと、まず直列に2つ繋がっている2つのディスクリートなオペアンプ(=バイポーラJFETのペア(Q10,Q11)および(Q13,Q14))が見えますね~

で、まず最初のディスクリートなバッファー(Q10,Q11)を経た後にはさらにゲインリカバリー用の標準的なオペアンプ部(Q13,Q14)、バス用のブースト部、そしてバッファー回路と続いています。

ディスクリートなオペアンプ(=バイポーラJFETのペア)って、ICチップ版と機能としては似ていますが、そのシンプルな構造故に、より反応がよく、活き々とした音になってくれてます。これがBlues Driverの人気の秘密の一つです。

こういったFETによるゲインステージが先程述べたようにBD-2には2つあって、1つの250kポットが可変抵抗として各々のステージに同時に接続して制御しています。でICオペアンプのように2つの抵抗/キャパシタ(最初のステージにはR31/C22、残りのステージはR15/C9(恐らくR34/C24の間違い))を接地してクリップされる周波数や(固定の)ゲインを決めています。
 
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で、周波数特性を決めるクリッピング前のEQも当然クリッピングの感じ、トーン、そして(ディストーション/オーバードライブの)反応に劇的に効いてくることは知ってますよね?みなさんも。例えば、Fuzz系のディストーションが欲しい時にどうしてました?そうですね、クリップする前にバス(低域)を増やしましたよね?これで、特に変なノイズやフラツキを増やさずに可能な限り思いっきりクリップさせてやるとよかったですね。

最初のゲイン・ステージの抵抗R31キャパシタC22(=0.15uf)は700Hzのちょっと上位に設定します(これって、まあ大体オーバードライブやディストーションでは一般的な周波数です)。もう少しFuzz成分が欲しい方はキャパシタをもうちょっと大きめな0.22uf以上にしてやるといいですよ。逆に、もう少しタイトな感じのクランチトーンが欲しい人はこのキャパシタを小さめにしてやればいいですかね。こだわりたい人はこちらの周波数シミュレーター大川電子設計製作(フィルタ計算ツール)でちょっとシミュレーションしてみてください♪

で、この最初のゲインステージの後が、耳障りな奇数倍音を減らすトーンフィルタリング部になってきます。これって、正しく(BASS 10, MID 10, TREBLE 0に固定した場合の)Fender型の3バンド・トーンスタックなんですね♪おー、そうかそうか、これからの内容ってDIY/自作 真空管ギターアンプにも繋がる使えそうな知識ですよね♪ちょっと弄ってみますかね?抵抗R37に(トレブル用の250K)トリムポットや、抵抗R50に(バス用の1M)トリムポット、さらには抵抗R51に(ミッド用の25k)トリムポットを加えることができます♪


BD-2 トーンスタック(左)           伝統的なFender トーンスタック(右)

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さらに、周波数のスロープを決める抵抗R36を33kへ、C34とC35を0.022ufへ、そしてC26を470pfへ変更すると、クリップ前にマーシャルタイプのトーンにすることもできますよ♪(これらの抵抗全てトリムポットにする時には、各トリムポットの1ピンと2ピンを各々抵抗の穴に入れて、3ピンはそのままにしていればいいだけです)

本フィルターによりクリッピング前のBD-2のEQはこういう風になります:

  ちょっと、クリッピング前はトーンでのバスの量が非常に多いですね!?これはクリッピング前ではよくある光景です(逆に、これでクリッピングにより倍音等高域の厚みが作られると容易に推測はできますが)。

こういう状況なので、何故ゲインを上げると低域がもさっとなるかは驚くにはあたりませんね!ですから、ここでの良さげなMOD/改造は、これをフラットなEQ応答にすることで、具体的には抵抗R50を100Ωにし、抵抗R36を47kに変えればOKです♪

さらにその後は、グランドに接続されたダイドード(D7, D8, D9, D10)で信号がクリップされ、次のディスクリートなオペアンプ(=バイポーラJFETQ13,Q14)に送り出されます。このディスクリートなオペアンプはほぼ同じなんですが、実は少し前段のものより周波数応答が違っています。

具体的には、(抵抗R34キャパシタC24により72Hzに設定されているため)もう少しバス側でゲインがありますが、動作的には同じですね。ここでもやはり、再度バスがブーストされていますので、ゲインをあげた時のノーマルなBD-2のあのもっさり感は納得して頂けますかね?

そして、C17、R25(恐らくR26の間違い)、およびC19はハイパスとローパスの両方になっていて、5kHz以上の高次の倍音と、前段でブーストしてしまったバス(低音)領域を減らしてくれてます。
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以降はいよいよトーンコントロール部に迫る「BOSS BD-2 MOD あれこれ (2) ~ BOSS BD-2 Tweed MOD ~」に続く....
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この作品は、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスの下でライセンスされています。



定番のオーバードライブ BOSS BD-2 MOD with FAT SWになります。米国モディファーK氏のMODやその他MOD内容を参考に、私個人がモデファイしたMOD品です。

全体的に、低域側にレンジが広がったような印象で、「低音のくもり」が解消されています。また、レスポンンスもよく、音圧もありとてもリッチな厚みがあります。

米国モディファーK氏の正規MOD品と同等以上、日本W社 正規MOD品と較べるとこちらの方がよいように思います。
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MODの仕様:

[米国モディファーK氏が公開済みの全てMODパーツ交換]
①C1~C15の一部の10uFのコンデンサを高級タンタルコンデンサへ
-> 高域側をよりクリアに

②C20以降の一部のpfのキャパシタを高級シルバマイカへ
-> 低域側をよりクリア、かつスムーズに
(これは、結構コストがかかるためかK氏MODでは実施されていません)

③クリッピングダイオードの片側を1N4002へ、さらに一部のダイオードも1N4002へ
-> より厚みのある音に

④FAT SW追加(0.033uF or 0.1uF) -> 低域側のFAT感の切り替え
(K氏MODではC100には0.033uFが付いておりSWにより0.066uFを並列処理するかどうかにより
0.033uF <--> 0.099uF(実質0.1uF)を切り替えています。)

⑤高輝度青色LED化
(K氏MODにおいてはR39で5.6KΩに値を下げLED輝度を下げています)

[その他のパーツの高級化]

⑥信号ラインのマイラーコンデンサをAVX製メタライズドフィルムBOXコンデンサへ
-> 低域をよりクリアに、低域側のレスポンス改善

⑦電源ラインのマイラーコンデンサをAVX製メタライズドフィルムBOXコンデンサへ
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当ブログに記載している記事によって生じた不具合には一切の責任を負いません
何卒ご自身の自己責任で改造の程宜しくお願いします。


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